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バランスが悪くてもOK!それが個性になる

日本の教育では、平均的でバランスが取れていることがいいことだとされてきたので、バランスが悪い=ダメなことという思い込みがありませんか?
五段階評価でオール5も素晴らしいけれども、何かずば抜けた才能を持っていても、他のことが全然ダメというバランスでもOKです。

中学生の時、美術と体育は「5」なのに、それ以外が全部「1」という同級生がいました。
彼はクラスの人気者で、文集の表紙の絵を描くことはもちろん、体育祭ではまとめ役として大活躍でした。

そんな彼は高校には進学せず、大工になりましたが、確かにバランスが悪いのかもしれませんが、才能があってリーダー的な存在の彼が進学ができないのは、何か納得できないものがありました。

ミュージシャンもバランスが悪い人が多くて、歌や演奏では素晴らしい集中力を発揮するのに、土地勘や方向感覚がまるでなかったり、え?!そんなことも知らないの?ということが多々あったりします。

何かに特化するというのは才能だし、他の何かがダメでもそれでバランスが取れていると思うんですよ。
だから平均的なことだけが素晴らしいことじゃない。

あなたにはあなたのバランスがあります。
それは他人と比較するものではないし、あなたにしかない絶妙なバランスであって、それがあなたの個性なのです。
だからその個性を生かすことだけを考えればいいし、あれができないこれができないと引き算しちゃダメなんです。

「バランスが悪い」という言葉は、ネガティブな印象がありますが、そのバランスで成立してるってことだから、それでいいんですよ。
もし自分の意思でそのバランスを変えたいなら変えればいいし、そのままがいいということであればそれもOK!

足りないものや出来ないことにスポットを当てるのではなくて、今できることや持っているものを生かすことが大事です。
「今のままではダメなんだ」という変な思い込みがあるなら、それはもうとっとと消去しましょうね。


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