最適化への第一歩は自分を知ること
本当の自分(真我)が求めていることと、顕在意識(表層意識)にズレがあると、自動操縦にならないし導かれることもありません。
それを合致させていくことが「統合」であって、そこにブレがあるといつまでも自分の納得がいく人生にはならないのです。
例えばある芸能人が、周りから見たら仕事にも家庭にも恵まれているはずなのに、本人は自分が表現することに納得がいってなくて、苦悩に満ちた毎日を送っていたとしたら、それは贅沢な悩みだと思いますか?
お釈迦さんも王子として生まれて何不自由ない生活をし、結婚して子供ももうけましたたが、生・老・病・死というどうしても避けることができない現実のなかで、どうやって生きれば人間にとって本当の幸せに辿りつれるのだろうかということを、本気で追求するために29歳で城を出て出家しました。
そんなお釈迦さんのことを頭のおかしいヤツだと思うでしょうか?
極端な例のように聞こえるかもですが、本人が心から望んでいることが出来ていないのなら、それはやっぱり自分の中で不調和が起きて苦しむことになるのです。それが他人から見て羨むような環境だったとしても、あくまでも本人にしかわからない領域ですから、やはり本人次第ということ。
だから自分と向き合って自分と対話し、自分を知ることが大切なのです。
表面的なことではなく、深いところで何を考えどう思っているのかをしっかり掴むのです。
年収一千万円を超えたいと思うのなら、なぜ超えたいと思っているのかを自問自答すれば、見えてくるものがあります。
安心感を手に入れたいのか、余裕のある暮らしをしたいのか、またはある程度余裕が生まれたことを周りに自慢したいのか、人それぞれですけどその理由は必ず存在します。
違う角度からお話をすると、みんなが同じ情報を得ていたテレビ時代が終わり、それぞれが個別に最適化されたコンテンツを採用しています。
音楽やスポーツ、旅情報からコスメや政治経済に至るまで、それぞれが自分の好きなものを選択できる時代になりました。
何が言いたいかというと、すでに皆さんは環境において最適化の道を歩んでいるということなのです。好きなことや興味関心があるものだけを追いかけ、それ以外はスルーしてますよね?
それが自分の本質だということに気づいてください。
自分を知れば知るほど最適化の道を歩むことになるのは、自分の内なる声に従うことで、本当の自分を生きることになるからです。
そしてやりたいことがやれているのなら、結果がどうなるということにはさほど関心がなくなるのですが、結果的にそれが宇宙にお任せしているという状態になり、自然に流れができ、まるで導かれているような感覚になります。それが何度も言っている「自動操縦」なのです。
表面的な自分ではなく、深い部分で何を受け取り何を感じているのかを知りましょう。徹底的に自分と向き合い内面を掘り下げていくのです。
この作業無くしては、なかなか自分との対話ができないし、本当の自分を知ることも難しいので、そこはしっかり理解しておきましょうね。
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