腑に落ちるってどういうこと?
腑に落ちるっていう表現をよく使いますけど、本来は「納得がいく」とか「合点がいく」という意味で、ちゃんと自分の中に落とし込めたってことです。
例えば肩が凝っていたとします。
塗り薬や湿布を貼ったときにス〜っとして気持ちいときは、わかったような気になってる状態。
それがジワジワと染み込んできて、楽になった時が腑に落ちた時。
これじゃあ余計わかんないか(笑)
なんか自分ではわかった気になってることって多いじゃないですか。
よく「頭ではわかってる」という言い方をしますけど、「頭」ではなく「全身の細胞で理解する」というような感じですね。
想像と実際が違うことを体験したときに、なるほど〜って納得いくと思うのですが、やはり体感としてわかっていないと、それは腑に落ちたとは言えないんですよね。
最近いろんなことが腑に落ちまくっていて、一度腑に落ちたと思っていたことが、実はまだその先があったというようなこともしばしば。
玉ねぎの皮を剥いても剥いても、また次の皮が出てくるような感じ。
だから本質を理解するのって、一回じゃ終わらないことが多いなって実感しています。
例えば本を読んで感動したとしても、何年か経って読み直すと、目が止まる箇所が違ったり、感動する場面が以前と違うこともあります。
だから理解ってどんどん深まるのでしょうね。
自分の理解力がどんどん高まっていくと、それと同時に理解できる深さや範囲が広まるんですね。
あと点と点が線になる瞬間もそうですね。
自分にとっては関連性がないと思っていたことが、実は双方が重要な役割を果たしていて、どちらが欠けてもダメだったというようなこと。
過去にいろんなバイトを経験しましたが、そのときにはただ生活費を稼ぐためにやっていたつもりでも、その経験が後になっていろんな局面で役に立ち、「こうやって繋がるんか〜。」って気づかされたこともあります。
だからやっぱり無駄ってないんですよね。
一見無駄と思えたことが、実は重要であったりする。
暇でボ〜ッとする時間も大切だし、やってみてうまくいかなかったことも貴重な経験。
きっとこれから何度も腑に落ちることがあるな〜。
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