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権力を手にすると人は変わってしまう

人間って権力を手にすると魔が差すというか、おかしな方向へ突っ走ってしまうことってよくありますが、影響力が大きいだけに罪は大きなものになるので、本当に気をつけなくちゃいけないですね。

芸能界でもそうだし、宗教家や政治家など、権力を手に入れたことで暴走した人をたくさん見てきましたが、これも人間の悲しき性ですね。
その心の隙を突かれて、悪しき者たちに翻弄されるんでしょうね。
まぁある意味憑依されてると言っていいかもしれない。

父親がアルコール依存症だったことは何度か書いてきましたが、ちょっと霊媒体質だったこともあって、酒が入ると憑依されて人相も変わり、鬼のような罵詈雑言を吐くようになり、手加減なしで殴られたこともあるし、刃物を向けられたこともあります。
完全に他の何者かに支配され、人格が変わってしまうんですよね。

恨みを晴らしたい低級霊に憑依され、その低級霊の思うがままに言動を支配されてしまうんです。そして酒が抜けた後は何も覚えていないので、自分がやらかしたことを聞かされて、2〜3日は反省しておとなしくするというパターンの繰り返しでした。

そこまで酷くないにしても、権力を手にした人たちは、よっぽど心を律していないと「魔が差す」のでしょう。
「魔が差す」の意味は、「心の中に悪魔がはいったように、ふと悪念を起こす。 思いもよらない出来心を起こす。」ということなのですが、「心の中に悪魔がはいったように」ではなく、実際に悪しき者たちに入られて、支配することの楽しさを一緒に堪能しているような気がしてなりません。

有名になったり権力を手にしたときに、ちやほやされたり自分の思うがままに人を操れるのも楽しいかもしれませんが、よっぽどの人格者じゃない限り翻弄されて、悪しき者たちに弄ばれることになるんですよね。

そしてまたそういう人たちが組織の上層部にいたり、重要なポジションにいたりすると、その下にいる人たちはたまったものではありません。
でも現実の社会では、本来人の上に立つべきではない人間が、責任ある立場にいることが多いのです。

だからこそ古いものは終わらせなければならないし、今まさにそのタイミングなのです。古いものが一掃されて新しい仕組みに変わる時、やっと本物の素晴らしい社会になるのですが、そこに向けて準備をしている人たちがいるのも事実で、あと数年のこととは思いますが、確実に世の中は変わります。

霊格の高い人たち、または人格者がリーダーになることで、とても平和で愛に満ちた社会が形成されるのですが、今は逆転してしまっています。
愛に満ちた社会になるためには、古い社会が終わるのを待たなければなりませんが、それももうあと少しです。
まだ少しの間はネガティブなことが炙り出される時期ですが、極力影響を受けることを避け、その先のことを考えていきたいと思っています。

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