それって障害じゃなくて個性だよ
ウチの子は生まれた時は女の子だったけど、今は男として仕事も生活もエンジョイしています。世間一般的には性同一性障害といわれ、いわゆるトランスジェンダーです。
性同一性障害もそうだけど、アスペルガーも多動症も発達障害の一つと言われていて、その症状に「障害」って付くけど、それやめてほしいんですよね。それって「障害」じゃなく「個性」なんですから。
こういうところにも多くの価値観を受け入れられない人間の性ってのが出てる気がするんですけど、いわゆる普通はこうだよねみたいな価値観は差別を生みやすく、そもそも普通なんて概念がいらないのであって、いちいち症状を分類化して障害にしちゃうのはどうかと思ってます。
極端に聞こえるかもだけど、将来的にはグレイみたいな生命体が地球で暮らし始めるかもしれないし、見た目的に人間ではないからと受け入れ拒否するのは違いますよね。それと同じでめっちゃ個性的な人が障害者として括られるのは違和感があるし、ものの見方が狭すぎると思います。
最近知り合いのお子さんが小学校に上がる際に、発達障害の支援学級に入ることになったと聞いて、なんだかな〜って思ったんですけど、いわゆる天才肌の人ってめっちゃ個性的な人が多いので、集団行動ができなかったり、空気が読めなかったりはあるんですよ。
アップルの創始者のスティーブ・ジョブズさんもメジャーリーガーのイチローさんも発達障害といわれていますが、だからこそ大きな仕事を成し遂げたのだと理解しています。
いま地球に生まれてきている子供たちは、とてつもない創造性や個性を身につけているので、旧人類がガラケーだとしたら、最初からスマホのような機能を搭載しています。だからガラケーからしたら扱いづらい人種で、やることなすこと想像を超えてくるだろうし、今までのようにみんなで一緒にという学校の仕組みにも適応できない子たちが多いんですよ。
とにかくこれから価値観がひっくり返っていきます。
どんな業種でも業界でもそれは変わりません。
わからないものや知らないことは受け入れられないという姿勢では、次のステージでは生きていくことが難しいくらい環境が変わるのです。
型にはまることができない人たちが増えるだろうし、自己主張の塊みたいな人種も増えるでしょう。そういう人たちの強烈な個性が開花し、まさに百花繚乱の世の中になるのですから、大人の言うことを聞く、いわゆる聞き分けのいい子供は珍しくなるかもしれません。
だからこそ自分のやりたいことは即やるべきだし、まだ人様に見せられるレベルじゃないとか言ってる場合じゃないんですよ。
それは謙虚や謙遜でもなければ奥ゆかしいことでもないですからね。
「個」の能力が重要な世の中になっていくので、会社や組織の中で歯車の一部として機能してきた人間には、とても生きづらい世界が展開していきます。あなたはどうしたいのですか?何をしたいのですか?と聞かれた時に、答えに困るようではダメなんです。
いま障害と言われているものが、実は個性なのだと理解される日が来るだろうし、価値観が根こそぎ変わっていくのですから、何も恐れず遠慮することもなく、自分を思いっきり表現していきましょうね。
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