見出し画像

アナボリックステロイドとSARMs・副作用の早見表作りました!

アナボリックステロイド、SARMsの主要薬剤について、筋肥大効果と副作用を表にまとめました。
アナボリックステロイドの副作用は薬剤により発症度合いが異なるのですが、初心者の方は「薬剤関係なくいろんな副作用が出る」と勘違いされている事が多いので、知識共有と注意喚起を込めて作成しています。

例えば、女性化乳房(ガイノ)については、テストステロンとダイアナボル、デカデュラボリンとトレンボロンでは発症しやすいですが、それ以外の薬剤では発症しづらいです。
テストステロンとダイアナボルはアロマターゼで女性ホルモンのエストロゲンが増えてしまうことが理由で、トレンボロンとデカデュラボリンは女性ホルモンのプロラクチン増加が原因になります。
ケア剤はノルバデックスやカベルゴリンがありますが、これらのステロイドを使っていないにも関わらずケア剤を使用すると、今度は女性ホルモンが少なくなりすぎて、体がおかしくなります。
自分の使用薬剤に応じて、適切なケア剤を接種してほしいと思います。
以降は、ケア剤の摂取方法について詳しく見てきます。

男性ホルモン抑制対策

「弱い」のオスタリン、リガンドロールについては、短期間のサイクルにとどめて、サイクル後のPCTでクロミッド(経口剤)の摂取を推奨します。
「普通」以上については、経口剤だけではカバーできません。サイクル中にテストステロンエナンセートなどの注射剤で男性ホルモンを補充し、PCT中はHCG(注射剤)とクロミッド(経口剤)の併用が必須になります。
そのため、経口剤のみでサイクルを組みたい場合は、SARMsのオスタリンかリガンドロールの2択になります。

肝機能障害

強弱に関わらず、ウルソデオキシコール酸などの肝臓ケア剤の摂取が推奨されます。
特に、経口ステロイドとSARMsのYK11は錠剤にアルキル化が施されているので、肝臓への負担がとても大きいです。ケア剤でもカバーしきれないので、副作用によるダメージについて、一定の覚悟が必要です。

女性化乳房

テストステロンやダイアナボルは、ノルバデックスかステロイドのマステロンを併用するとエストロゲン増加を対策できます。ただし、過剰な抑制は逆にホルモンバランスを崩すので、個人的にはテストステロンを少量(300~500mg/week)にして、ノルバデックスは使わずマステロンの併用をおすすめします。
デカデュラボリンとトレンボロンは、カベルゴリンでプロラクチン対策が可能です。プロラクチンの過剰増加は、女性化乳房だけでなく鬱や不安を引き起こしますので、必ず接種するようにしてください。

高血圧

医療向けの降圧剤などがありますが、素人判断でむやみに使って良いものではありません。生活習慣で対策していく事が中心となります。
脂質の多い食事を避け、クリーンな脂のみを接種する。心拍数を上げるような運動は避ける、などです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?