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横川くんが「ナチュラル卒業宣言」。ステロイドを使うと彼はどうなるのか?

2024年11月24日、ボディビル界隈で激震が起こるような発表がされました。
なんとJBBFで日本一になったことのある横川くんがFWJへ移籍。
それだけならまだしも、ミスターオリンピアの212カテゴリー(体重96kg以下の階級)で優勝を目指すという発表がありました。そして、コーチは212でチャンピオンになった実績のある山岸秀匡さん。どうやら本気で優勝を目指しているようです。
スケジュールとしては、来年10月頃の大会に出てプロクオリファイの出場切符を獲得し、2025年中にはプロを目指すようです。その後1〜2年かけてオリンピアへの切符を獲得して、何年かかるかは分からないけど優勝を狙うとか。
横川くんの仕上がり体重が80kgを切っているので、212優勝を目指すならとんでもない増量が必要です。もちろん言うまでもなく、ステロイドを使用することになるでしょう。横川くんは「飛行機が怖いから海外へは行きたくない」と言っていましたが、その点も覚悟を決めたようですね。

さて本題に入ります。ステロイドを使うと彼はどうなるのでしょうか?
今現在の彼の体がこちらになります。大きな増量が必要ということで、もうすでにステロイドを使っている可能性が高いです。

実際に動画の彼を見てみると、増量期に入り始めた感じで、いつもより水を含んでいる印象をうけます。
仮にトレンボロンなどの強力なステロイドを使ったとしても、彼の元々の筋肉量から考えると、1年で3kg前後の筋量増加が関の山だと思います。全くの個人的主観ですが、3年ほどかけてやっとオリンピアで戦える体になると推測しています。
一方、ステロイドを使ってどこまで筋肉をつけられるかは、ナチュラルの遺伝子的な才能とは異なる才能が必要です。ステロイドなどの薬剤に、体や筋肉が強い反応を示すかどうか、という才能です。これは実際に使ってみないと分からないというところですが、例えば同じJBBFからFWJに移籍した寺島さんですが、JBBF時代から大きく筋肉量が増えたかというと、そうでもありません。本人も「他の選手と比べてサイズが足りない」と言っていたことから、トレンボロンなどのステロイドを利用していたと思いますが、それにも関わらずです。こういったケースからも、ステロイドを使ったからといって必ずしもより大きな身体になれる訳ではありません。

オリンピアでは上位入賞者は全ての才能を持った人たちばかりだと思います。ナチュラルでも筋肥大する遺伝子、トレーニングの才能、ステロイドの反応に対する才能、ステロイドの副作用に耐えれる強固な体など。
横川くんがこれら全てを揃えて、オリンピアで活躍している姿を見てみたいですね。


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