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昨日は雪が降っていた埼玉県ですが今日は陽が射し気持ちの良い日となりました。今日はまだ冬の寒さが戻っていますが明日以降また暖かくなりそうです。

今日は4ハウスについて書かせていただきますね。
4ハウスは『家と家族のハウス』と呼ばれます。
12サインの4番目、かに座と対応しています。
(サインとハウスの対応について3月16日の記事もご覧ください)

4ハウスは向かいの10ハウスと対になっています。
また4ハウスのカスプ(ハウスの始まりの線)はICと呼ばれ、ホロスコープの一番低い場所、真夜中の地点です。反対側の10ハウスのカスプはMCと呼ばれホロスコープで一番高い場所、昼の世界の真ん中です。
真夜中は布団に入って休んでいる時。4ハウスは自分自身のルーツや安心できる居場所などがテーマになります。逆に10ハウスは社会に出て活動している時。天職や社会的な居場所などがテーマとなります。

4ハウスのカスプ=ICはホロスコープ上では夏至に当たります。1ハウスの始まり(アセンダント)=春分から始まった人生のステージは夏至であるICで一つの区切りを迎えます。

3ハウスで学校へ行き勉強をして友達と交流し、帰りに道草をして・・・とフットワーク軽く好奇心の赴くままに動いた小学生は学校が終わると4ハウスの家に帰り家族に甘えゆっくりと疲れを癒します。夜には気持ちの良いお布団にくるまれてぐっすり眠ります。

4ハウスが表すのは家族や家庭、自分のルーツや基盤、プライベートの居場所など。家族はもちろん自分が帰属意識を持てて本音で話せる、安心できる居場所は4ハウスです。物質面だけでなく心理的、精神的なルーツや外の社会では見せていない自分自身の本心も表します。また父親という意味もあります。

今は家族がいない、一人暮らしなどで4ハウス=家庭としては読みにくいという場合は4ハウスを反対側の10ハウスとして読むこともできます。4ハウスと10ハウスは対照的でありながらも『居場所』という共通のキーワードを持っています。例えばコミュニケーション能力などを表す水星が4ハウスに入っているけれど今は家族がいなくて4ハウスで水星を使えないな、という場合は社会的な場所で水星を使えばいいですね。水星はビジネスや知性も表しますから10ハウスでは使いやすいと思います。

1ハウスで生まれて、2ハウスで感じ、3ハウスで交流し・・・と人生の経験を積んできました。4ハウスで自分のルーツに帰ってゆっくり休みましょう。目覚めた後はまた5ハウスから地上へ上がる時を目指して進んで行けますよ。