真夜中の散歩
やっと3年ぶりに会えたのにたった2時間の逢瀬
七夕にしか会えない織姫様と彦星様だって
きっとびっくりしちゃうよ
サラダと白玉クリームぜんざいを食べながらお喋りして、潔く解散した我々
眠い時に目をこするあの仕草も、
君の浅黒い肌も、
私を見る瞳も、
何も変わってはいない
すべてが懐かしくて、心底ほっとする
少しだけ泣きそうになる
君の頭に白髪を数本見つけてさ
なんだか不思議ととても嬉しくなったんだよ
我々も歳をとったね
君はもう帰ってしまったから
また私は此処に取り残されたような気持ちで
寂しくて仕方がないのです
次はいつ会えるかな…
また連絡するね
また会おうね