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愛用するChromebookのこと。

Twitterでは常々話題に取り上げてしまうほど私が愛用しているノートパソコンがあります。Chromebookといいます。

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ChromebookはGoogleが作るOS、ChromeOSを載せたパソコンのこと。
Amazonの購入履歴を見たら、初めてChromebookに触れたのは2015年の5月でした。この記事を書いている時点では4年強使用していることになります。当時26980円でした。

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そんなChromebookがこの前、ビックカメラで大々的にプッシュされていました。これまでの扱いをリアルタイムで追ってきていた私としては、突然の大キャンペーンに驚いたものです。

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思えば2015年に購入したちょうどその後から、Chromebook界隈では一喜一憂が続きました。

2015年5月、私が購入した直後にAcer・ASUSのChromebookの1万5000円祭りが起こってしまい、ほぼ在庫処分のような扱いで、しばらく都会の量販店でも見かけることが少なくなりました。
2017年8月、小型で液晶が360度回転してタブレット型にできるC101PAの発売。当時聖地と化していた秋葉原のASUSフラグシップストアにもChromebookが置かれるようになり、大手の家電量販店にも申し訳程度にですが並ぶようになりました。
2018年3月、赤坂にASUSオフィシャルストアが開店し、各社が日本向けのChromebookを発表したのもあってビックカメラにも数機種が販売される光景がありました。

それがまたぱったりとしばらく見かけない時期が続いていたんですね。
盛り上がっては下火になってを見続けてきたので、今度こそこのままフェードアウトしてしまうのだろうか……と思っていたところ。

2019年10月、まさかの専門販売員までついての大キャンペーンがビックカメラで行われたのでした。
↓パンフレットももらったよ

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私は新宿のビックロとハルク、秋葉原の中央通りの店舗に行きました。秋葉原でキャンペーンをしていないことは知ってたんですが、Chromebookのコーナーはちゃんと作られていて、まったくの無視というわけではありませんでした。

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もう奇跡としか言いようのない光景。
とはいえ、このChromebookというシロモノは正直クセが強く、Windowsのようなイメージを持って接すると失敗した! ってなる可能性が高い。
それをこれまでChromebookに接してこなかった店員さんが説明しようとしてもかなり難しいことは容易に想像できます。店員さんが他のお客さんにChromebookのことを伝えようとしているのを横でひっそり聞いていると、「Windowsで使う例えば年賀状のソフトとかは入れられません、インターネットにつながらなくてもワードみたいなものは使えます」って言ってたんですが、正直自分がはじめてその説明を聞いたとしたら理解できなかっただろうなと感じます。
その後別の店員さんに話しかけられ、自分が実際のユーザーで別機種が気になっているってことを伝えると、ほっとした表情になったのを見ました(笑)。

今でこそAndroidだLinuxだと話が尽きないChromebookなのですが、初めて触る人にはシンプルな伝え方をしたほうがいいと思っていて、2015年当時は本当にこれだけだったんだっていう意味も込めて、

「ChromebookはChrome(Yahooとかのインターネットのページを見ること)のみ使える」

って伝えるべきなんだと思ってます。
逆にそれしか使えないのに役に立つのかよ? って言われそうですけど、使えないのであれば今現役で使っているのはなぜだってことになりますよね。

いや、でも正確に言えば完全に使えるわけでもないのです。結局作業を先に進めるためにはスマートフォンやWindowsパソコンを別途立ち上げないといけない事態も発生します。さらに言えば、そのスマートフォンやパソコンでChromebookでできる作業もカバーできてしまう。
「じゃあChromebookなんていらないじゃん」
と思ってしまうのも無理はない。一つ荷物が増えることで、かさばるし重いし金出してまで罰ゲームかよみたいになっちゃう。でも。

「なるべく一台の機械で完結したいという気持ちがそもそもない」自分にとってはそうではない。

それはChromeしかできない故に電池の持ちが長かったり、裏側で余計なインターネット通信をしないのでテザリングなどの従量通信で助かるだとか、当然ながらノートパソコンなのでキーボードが一体になっていてタッチタイピングする人にとっては快適だとか。
あとはタッチパッドの便利さかな。3本指で左右にスライドすると、何枚もタブを開いていても速やかな移動が可能なのです。
(↓こんなにタブを開いていてもかなり余裕)

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なんでもかんでもやろうとしても応えてくれない。あくまで自分の感覚としては「スマートフォンのブラウザ部分だけ拡張して使えるもの」がChromebookなのです。

あ、自分がChromebookを使っている理由、もう一つあるの忘れてた。

できることが限られているのにロマンを感じることだ。

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