見出し画像

国際親善試合vs Santa Clara sporting club and Santa Clara Lions

日本から合宿で愛知県の旭丘高校・明和高校サッカー部がベイエリアへ。
そして最終日、サンフランシスコのチームとの国際親善試合が行われた。
開催場所;Santa Clara Youth Soccer Park

結果は1勝1敗で勝負は来年に持ち越し。
なんと、Santa Claraの市長も観戦に。月曜日はサッカー場が閉館日にも関わらず、市長の一声で開けてくださったとのこと。決まりに縛られ過ぎないところが良い。

Santa Clara市長と

アメリカチームの監督の掛け声に耳を傾けていると、ポジティブな声掛けが多い。
失敗を「なんでそんなプレーするんだ」と責めたり、「そうじゃない、こうしろ」という指示で動かすことは少ない。
自分の頭で考えさせ、どう動けば良いのかを導き出すコーチングをしていた。
私は小学校から高校までバスケットボール、大学はサッカーをしていたが、成長度合いが著しく低かったのはこの「自分で考える」ことができていなかったからだと思う。バスケ10年、サッカー4年もしていれば、もう少し上手くなっていても良いものだが。

アメリカチームと日本チームの体格差には高校生ながら、すでに歴然とした違いがあった。体幹の強さ・肢体の長さは圧倒的なため、日本の試合では通るパスが通らない、当たり負けする、という場面が多く見られた。
アメリカで長くサッカーしている日本人に聞くと、「1歩の大きさの違い」に苦労する日本人選手が多いとのこと。

試合が終わると、ユニフォームを交換しあったり、両国の国旗を持って写真撮影したり。英語がそんなに話せなくても、コミュニケーション能力でなんとかなる。

短時間ではあったけれど、シリコンバレーに来て感じたことを高校生に発信してみた。
この縁がまわりまわって、近い将来一緒に仕事をする、なんてことになれば嬉しい。

海外遠征をする、というと、学校・教育委員会・保護者等から「海外である必要があるの?」「そんなにお金は出せない」というできない理由を並べられることが多い。特に、公立高校となるとさらにハードルが高いと思う。
今回の遠征の裏には「ではどうすればできるのか」を考え続けた先生方の努力があるように感じた。環境を変えることが、行動を変えるための大きなきっかけになることを痛感している今、できるだけ多くの人に海外遠征の機会があれば良いのに、と思う。

すてっぴぃ@1学年上まではサイパン遠征、1学年下以降はオランダ遠征。海外行けてない組。

いいなと思ったら応援しよう!

中﨑史菜
サポート代で明日のご飯ちょっとグレードアップします