【考察】大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第9回
おはようございます
新しい1週間の始まりの月曜日の朝です
ちょっとずつではあるけれども
朝の寒さはきつくなくなって来ました
昨日は日曜日だけど一日事務所で作業
午前中は来客一名対応と午後には1時間程
近くの公共施設での講演会に参加
さて大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第9回目
鎌倉入りを果たした源頼朝の一党は
敵対した平家方に攻め込むが義時は
祖父伊東祐親と八重の救出のために伊東へ
都を出た平維盛の追討軍が東海道を進軍
世にいう富士川の戦いで源平合戦が始まる
ドラマのあらすじに関してはこちらへ
→https://www.nhk.or.jp/kamakura13/story/09.html
兄頼朝との対面を果たした義経は
奥州の覇者藤原秀衡の手紙を頼朝に渡す
当時の東北地方は奥州藤原氏が統治していました
前九年の役・後三年の役と呼ばれる
二つの大きな戦を経て藤原清衡は
奥州の覇者として4代100年にわたって
東北地方を平定し独立王国として君臨しました
前九年の役とは平安時代後期に
陸奥国(東北地方)で起こった戦いをいいます
当時は陸奥国の有力豪族の安倍氏が
陸奥国の奥六郡に柵と呼ばれる城砦を築き
半独立的な勢力を形成していました
この地域に陸奥守として着任した源頼義は
出羽の国の仙北三郡の有力豪族清原氏と組み
安倍氏対源氏清原氏連合で起こった戦が
世にいう前九年の役と呼ばれる戦い
この戦いで中央から派遣された役人であった
藤原経清は安倍頼時の婿であったことから
安倍氏の一員として戦に参加するも敗戦
戦後処理で源頼義から処刑されてしまいます
東北地方は一時清原氏の支配地となり
経清の嫡男であった清衡は母結有とともに
清原氏に引き取られ養子となり成人
その後清原氏の後継者争いによる内紛が勃発
その内紛が後三年の役へと繋がって行きます
この辺の流れは1993年の大河ドラマ
「炎立つ」で詳しく描かれた内容でしたが
義経と頼朝とのその後の展開を見るには
この奥州藤原氏と源氏との関係を知っていると
もっと面白く見ることが出来ると思うので
今回の大河ドラマでも、もう少し
詳しく描いてもらえないかなあと思いますが
さて、どうなるでしょうか
という訳で
今日も一日頑張っていきましょう!
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