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この記事を書いている時のわたしの年齢は30代の半ばで、「人生100年時代」と言われる中だとまだ折り返し時点にもきていませんが、こうして振り返ると色々なことがあって、色々なことを考えてきたんだなと思います。

20代のうちは、正直何がしたいのかが、わかりたくてもわからないというような・・・葛藤の日々でした。
それもそのはず、社会人経験がまだ浅かったからこそ、自分に何ができるかがわかっていなかったんだと思います。

30代に入り、32,3歳の頃でしょうか。ようやく自分で自分の強みを感じ取れるようになり、キャリアを決めるにあたっての迷いが小さくなっていっているような気がします。

ここではキャリアコンサルタントの資格取得時に知った、とあるキャリア理論についてと、キャリアを選択するにあたってのわたしなりの整理の仕方についてまとめていこうと思います。


自身の価値観に基づいてキャリアを形成する“キャリアアンカー“

キャリアコンサルタントの資格取得に向けて勉強した中でも、わたしが特に好きなキャリア理論のひとつです。キャリアアンカーの説明については、こちらを参考ください。

このキャリアアンカーは社会人経験のない学生には、自身の価値観が確立されておらず、適応できません。ある程度の社会人経験を積んだ段階(大学卒業後に社会人になった人であるならば、30歳前後がひとつの目安)でないと、適応できない理論となります。
このキャリアアンカーによると、人間誰しもが8つのタイプの中のいずれかに当てはまるとされ、一度当てはまったらその後の価値基準は変化しないとされております。(ちなみにわたしは「自律・独立」タイプです)

仕事に限らず、結婚や家族との関係など、キャリアを決めるにあたってはさまざまなことが絡んでいくと思います。自分が何を大切にしているのか、キャリアの進み方に迷ったときにはこのキャリアアンカーを使って、自身のことを知ってみる・参考にしてみるのもいいかもしれません。


“4つの窓”が重なり合うか

「4つの窓」ときくと、“ジョハリの窓“を連想してしまう人もいるかもしれませんが、ここではジョハリの窓ではなく、ある日ふと、わたしが思いついた“4つの窓“から整理していくことを説きたいと思います。
それは、以下の4つです。

  1. 自分ができること(得意としていること)

  2. 自分がやりたいこと

  3. 相手方(職場の上司や取引先)から求められていること

  4. お金になるか

この4つが重なり合えば重なり合うほど、のちに後悔のないキャリアの選択ができるのかなと思っています。
とはいえ、この4つ全てが重なり合っている人の方が稀かもしれません・・・
なのでいきなり重ねようとはせずに、まずは4つそれぞれを自分なりに整理し、そこから優先順位をつけて決めていくことが大事なのかなと思います。


キャリアを決めていくにあたっての手段は、上記が全てではありません。キャリアコンサルタントの資格勉強中に習ったあらゆるキャリア理論からそうでないことまで、あらゆる考え方や導き方によって、最終的には納得のいく選択ができることが大事かなと思います✨


by なっちゃん