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両立支援コーディネーターの事例検討会に参加して感じたこと
本日、産業保険支援センター主催の両立支援コーディネーターの事例検討会に参加してきました。
実務では、治療と仕事の両立支援という課題に直面することは少ないのですが、今回の会議では、企業の保険担当者、医療従事者、社会保険労務士、産業カウンセラーといった多様なバックグラウンドを持つ方々が集まり、非常に学びの多い場となりました。
グループに分かれてのワークショップでは、さまざまな意見が飛び交い、非常に活発な議論が行われました。
私も発表者として任命され、自分なりの意見を積極的に共有しました。こうした機会に恵まれると、自分の考えを整理しながら他の方々の視点も吸収でき、非常に充実した時間になります。
今回特に感じたことは、参加者それぞれが自分の専門分野に基づいた意見を出す場面が多かったことです。
これは当然のことでもありますが、医療従事者、企業担当者、そして私のようなキャリアコンサルタントが、それぞれ異なる視点からアプローチを考えることで、より包括的な支援が実現できるのだと改めて感じました。
両立支援コーディネーターとして大切なポイントは、チームとして一つの目標に向かい、個々の支援対象者に最適なサポートを提供することです。
医療従事者は医療面でのサポートを、企業は労働環境の調整を、そして私たちキャリアコンサルタントは心理的なサポートやキャリア面でのアドバイスを提供する。この多角的なアプローチが、職場復帰を目指す方々の安心感につながるのだと思います。
今回の検討会では、そのチームワークの大切さを実感し、出来れば専門的に従事する環境に身を置きたい、私自身もより良い支援ができるように今後も学びを深めていきたいと思いました。