(減薬記録)2022.12.11 温泉で鎮静された?
減薬開始から約4ヶ月、今週大分県別府市に足を運んだ。
今年の春から体調が少しずつ回復してきて、減薬を始めた頃からこの先の人生のことをよく考えるようになった。
この先の未来のことを考えられるようになったのは、体調が良くなってきている証拠でもあると思う。それまでは働くということは考えられなかったから。
「これまでの人生、色々あったけれどそろそろリセットして前に進みたい。」
そう思っていたわたしが住んでみたいと思い惹かれていたのが別府だった。
別府のことを色々調べている中で一人の女性と出会った。
温泉に魅せられ、移住してきた温泉のような熱量のある少し年上の女性。
彼女の発信する情報や彼女の生き方を知り、実際に話を聞いてみて会ってみたい!と猛烈に引き寄せられるものがあった。
また彼女がシェアハウスの運営をしていることもあり、自分が新しいスタートを切るには最適なのではないかという思いもあり、思い切って生活環境を変えてみようかと思っていた。
わたしはいつも思いたつとすぐに行動してみたくなる。
なので、まぁ勢いでどうにかなるかなーなどと思ってしまうのだけれど、ちょっと今回は違っていた。
体調もずいぶん良くなったものの、周りの人に比べたらまだまだ不健康な上に離脱症状もある中で仕事をするのは流石にちょっと無謀なのかもしれないという思いが出てきた+これまでずっと薬や体調のことで生き方を制限されてきて、ここで大きくリセットしようと思っているのに安易に方向を定めていいのか?という気持ちが出てきた。
日々の生活の中に温泉があって、温泉に入って自分を見つめながら毎日を過ごしていきたいと思い、実際のところどうなのかと旅に出て温泉に入って自分を見つめ直したら
「今じゃない」
そういう結論になってしまった。
わたしとしたことがどうしたんだ!!
と思ったけれど、温泉のような女性が話していたこと。
「わたしは火の性質が強いから温泉の水がいつもわたしを鎮めてくれる」
それだ。
彼女はわたしととても似ていたので、わたしも水で鎮められたんだ。
人生は本当に不思議で、こういう不思議な出会いが訪れる。
きっと彼女と出会うことは必然で、出会いの中でわたしが学ぶことも必然だった。
もっと冷静に着実に一歩を進めなければならないのだ。少なくとも今のわたしは。
減薬をやっていて不思議に思うことがある。
これは薬を飲んでいた期間にも感じていたことだけれど、自分の本来の正確がとても変わったということ。そう感じるのはわたしだけなのかなぁ?
元々わたしは割と行動的なタイプだけれど、行動をするのに計画性があるタイプだった。ただ、薬を飲み始めてからは抑制が出来ないというか衝動的な行動が本当に目立っていた。どうにもならないのに、どうにかなるでしょ!と思ったりしていた。
それがここ最近、すごく元に戻ってきて慎重になってきたのだ。
多分いいこと。
そういうことってあるかなぁ?と思ったけれど覚醒剤や麻薬などを使用している人が性格や人格が変わったようになるのと同じなんだと思う。
ほんと、困ったもの。
出来れば早めに、すぐにでも移住をしようと思っていたわたしだったけれど、今回の温泉との出会いで鎮静されたので、まずはきちんと減薬をしてその期間にもっと自分を固めて次の一歩を踏み出したいと思い直した。
いいぞ、わたし。
そして次の一歩のためにもう既に働くための準備をし始めた。
しばらくは旅をしながら生きてみたいのだ。