オンライン診療5回目
昨日は2週間ぶりの診療日でした。
今この記録を書こうと思って先生に話したことが間違っていたと気づきました…全然減薬が進んでないです、って話したのにそんなに進んでないわけじゃないみたいだ_(:3」∠)_
梅雨の気圧変動と離脱症状が重なって減薬を進めるのがつらくなっていること、心痛が出たり不調が大きくなってること、梅雨の湿度で胃腸不調になっていて少し減薬を休んでいる報告など。
それでも今この2週間の体調記録を振り返ると0.005mgは減薬出来ていて、前に進んでいたみたい!毎日精一杯で全然覚えてないなぁ。
今、減薬でお世話になっている先生は、10年ほど前から薬物中心の医療に疑問を持って、本当は薬を使わずに本人の回復のサポートをしたいという想いを持っている先生。
でも現状として減薬や断薬に困っている人たちがいて、わたしを含めそういった人たちのサポートをしている。
「科学的根拠や教科書的知識より、 目の前の不調を持った方が回復していくこと、その周りの人も含め安心してすごせるようになること、それを常に目標にしていきます」
この文章を見た時にこの先生となら信頼関係が築けそう、と思ったのです。
実際の診察の中でも、わたしの話を傾聴してわたしがどうしたいか?ということをとても大切にして下さり、本当に必要なことだけを押し付けるのではなく優しくアドバイスしてくれるのです。
当たり前のようなことで、簡単なことじゃない。
自分が本当にやりたいことではないかもしれないのに、その中でもエゴを押し付けることもなく、更に相手のことを思って寄り添う。
減薬のことでお世話になりながらも、人として先生から学ぶことがとても多い。
「わたし自身もいつかは自分が人に寄り添えるように、誰かの役に立ちたいと思う気持ちがあるけれど、まだまだいまは自分のことで精一杯です。」
と話すと
「減薬は本当に貴重な経験ですよ」
と優しく話してくれたのがとてもうれしかった。
減薬は大変だし、苦しい。
でも、離脱症状による身体や心の苦しさだけではなくて、そのことがフィルターになって自分の生き方や考え、色んなことを考える機会になっている。
「あなたは一生この薬を飲むしかないですよ」
そう言われて飲み続けた薬でこんなに理不尽な目に遭ってしまい、ブチ切れていた過去もあったけど(笑)
原因がどうこうよりも「不調が回復すること」、それがわたしの目標で減薬はその通過点。
木を見て森を見ず、にならないように自分にとって必要なステップを一歩ずつ、着実に進めていきたい。
減薬進捗。
6/1 0.168mg→6/18 0.16mg