貧困マインドから脱却したい
カウチサーフィンで、海外の人を受け入れしていると思うことがある。
この人達はその国のアッパー層なのだろうかと。
日本に2週間~数ヶ月滞在しているという人に出会うと、すごいレアな一握りの人に出会ったのだろうかと疑問に思う。
でも、なんか違うのだ。『スゴイ人』そうじゃない。
この『スゴイ人』そうというのは、自国でバリバリに仕事をしていて、めっちゃいいところにお勤めとか、いくつも事業を持っているような人とか、そういう人じゃないということ。
めっちゃ努力をして、人と違うことをして、なんとか掴んだ生活、とかじゃないということ。
そこら辺にいる、普通に仕事してて、普通に暮らしている人とさほど差はないと思う。あえて違いがあるとすれば、ちょっと旅行好きくらいの人たちなのだ。
週末に、ちょっとそこまで遠出するくらいなノリで、海外旅行を楽しむといったら言い過ぎかもしれないが、でもそれに近い。
そういう事なんだと思った。
日本では円高の今、海外旅行に行ける人は、色んな意味で余裕がある人だと思う。
対して、海外からの旅行者は仕事をしていたり、少し蓄えがあれば、気軽に来れる国が日本なんだと思う。
日本に来る旅行者のマナーが悪いとニュースになり、日本人より外国人の方が多い観光地も増えた。
必死に頑張っても、海外旅行は贅沢品で、とてもじゃないけど選択肢に含められない日本人(私)と、ちょっと遠出の旅行に行く感覚で日本を訪れる外国人。
この漠然としたイメージは、現実とそんなに外れてはいないと思う。でも、選択肢として、海外旅行を選んでないだけなのだとも思う。
そんな風にしか考えられない自分も嫌になる。少し何かを我慢して、旅行に行くためのお金を積立たり、安い時期に行けるように計画を立てたりすることも出来るはずなのに。
そういうことも、考える余裕がなく、毎日に追われ、同じ1週間、同じ1ヶ月をそつなくこなすことに自分の生活を最適化してしまう。
貧困マインドから抜けられない。
自分で自分を貧困にしている。
なんとか、このマインドから抜け出すためには、何をしたらいいのだろうか。