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娘に見る完璧主義

まず、お知らせです。従来は、予算関連のことを書いていましたが、他の仕事でも同様の内容を書くことが多い、また、元々集客を目的としての記事でしたが、十分顧客を獲得できていることから、記事の内容を変えていきます。

今後の記事は、日々の気づきについて書いていきます。

今朝のことです。来月6歳になる娘は教室の宿題をしていました。今回の宿題は紙に書いてあるサイコロをハサミで切って、サイコロを完成させるものです。僕は他の部屋で作業をしていたのですが、娘が突然泣き始めました。何かと思ってみてみると、上手く切れなかったと言って、作ったサイコロをズタズタに刻んでしまったのです。

娘にはこういった完璧主義の傾向があります。ただ、僕も人の事はいえず、元々は似た性格をしていました。何が原因なのかなと思って、調べて見たら、こちらの説明がすっきりしました(https://smartlog.jp/149779)。

こちらでは、完璧主義の原因として、①負けず嫌い、②承認欲求が強い、③真面目で責任が強いとあります。当てはめてみると、娘は①と②が当てはまり、僕には①と③が当てはまるような気がしました。

僕は元々完璧主義に近い性格をしていたと書きましたが、現在はそういった要素はほぼないです。何故なくなったかというと、完璧主義で仕事をすると仕事にならないからです。僕が生業にしているファイナンスには唯一絶対の正解がありません。そのため、探していると、永遠に仕事が終わりません。また、成果物の提供が遅いと普通にクライアントから切られてしまいます。成果物はクライアントの目的に沿っているかどうかが重要であって、自分にとって完璧かどうかは関係ないです。更に、僕はシステム開発もしていますが、完璧な仕様を目指すと、一生実装までいかないです。大体論点とか課題で作っている途中で初めてわかることが多いんですよね。

僕は完璧主義に陥らないように、とにかくアウトプットを早めに出すようにしています。アウトプットもワードでシンプルなもので、大体決まったフォーマットで書いてます。タイトル、名前、日付、目的、内容さえ書いてあれば十分です。作成に時間がかかるので(後センスが結構出るので)、パワーポイントでは資料は作りません。

娘にも完璧主義は辞めてもらいたいなと思っているのですが、なかなか親が言って納得してもらえるようなことではないと感じています。娘の完璧主義の原因である①負けず嫌いについては、上達にするには完璧にやるよりも失敗しながら継続して練習することが効果があると思うのですが、これは是非自分で気づいてもらいたいと思っています(僕は英語のレッスンを3年くらい受けていますが、ずっと続けていると気付いたらかなり上手くなってます)。一方、②承認欲求については、あんまり親が褒めない方がいいかなと思いつつ、娘に色々頑張って欲しいので思わずやってしまう自分たちがいます。

完璧主義は人生にとって大きなマイナスの要素になると思っているため、娘には早めに卒業して欲しいなと思っています。

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