ドラマは脚本家で観る!
今日は私の大好きなドラマの脚本家を3人、ご紹介します。
私はドラマを見る時、台詞回しを司る脚本が命!と思っているところがあります。数あるドラマの中から、今季はどれを見ようかなと考える時に脚本家さんで選ぶと好みに合ったものをみれることが多いです。最近は、Amazonプライムなどで振り返って一気見などもできるので参考にしていただけたらと思います。
まず、1人目は坂元裕二さん。
私と坂元裕二さんの作品との出会いは、東京ラブストーリー、1991年度版のでした。原作を読むと、だいぶ人物像が違うので、新しいバージョンの方が原作に忠実かもしれません。それでもあれだけドラマをヒットさせられたのは作り手側の力量だと思います。まだ、私も子どもでしたが、それでも赤名リカは可愛すぎて、ハートを撃ち抜かれましたね。
東京ラブストーリーに関しては現代版のことも加えてまた書きたいと思います。
坂元さんの作品は、大体3種類に分かれている気がしていて、社会問題を題材にしたシリアスなもの、恋愛もの、それからコメディ作品。もちろん、コメディもただの娯楽ではなくて、内容はたっぷり詰まっています。
シリアスなのは、
『Mother』『Woman』
『それでも、生きてゆく』『anone』
「それでも生きてゆく」
は幼児を殺害した中学生とその被害者家族、加害者家族にフォーカスして、生活や心情を描いていくストーリー、満島ひかりさんと瑛太さんの演技も素晴らしかったです。
「anone」は、ちょっと風変わりだったために、幼い時に施設に預けられてから親の温もりを知らない少女役に広瀬すずちゃん。ひょんなことから出会った未亡人のおばさんに田中裕子さん。そこに阿部サダヲさんと小林聡美さん、みんな血は繋がっていないんですが、共に暮らしながら家族になっていくお話。そこに瑛太さんや江口のりこさんが絡んできて、キャスティングだけでも面白い予感しかないですよね。
恋愛ものは
『東京ラブストーリー』
『ラストクリスマス』
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』どの回でも泣いてしまいましたね。
大ヒットをおさめた映画の「世界の中心で愛をさけぶ」長澤まさみちゃんが可愛すぎでした。坂元さんの恋愛作品のヒロインはもれなく可愛いです。キャスティングもそうだけど、セリフや演出が。
そして、一昨年ぐらいに久々の映画『花束みたいな恋をした』がでましたね。どちらもおススメです。
『最高の離婚』
『カルテット』
『大豆田とわ子と三人の元夫』
セリフの掛け合いが面白いコメディタッチのもので特に、大豆田とわ子とカルテットはジャンル分けするのを無意味に感じるぐらいの素晴らしい作品だったと思います。これらのドラマはまた、個別に熱く語りたいと思います。
そして、野木亜希子さん。私がここにあげなくても、毎年、脚本賞を獲られているんじゃないかと思うぐらいの人気脚本家さんだと思います。
2016年に大ヒットをおさめた「逃げるは恥だが役に立つ」それ以前の「ラッキーセブン」「空飛ぶ広報室」その後も「アンナチュラル」「獣になれない私たち」「MIU404」
こちらも内容のシリアスさに負けないぐらいのコミカルな掛け合いがセリフに散りばめられています。
最後に古沢良太さんです。15年ぐらい前にセンスきらきらのお友達が「キサラギ」という映画に誘ってくれてから、なんって面白い脚本家だろう!と思って大ファンです。その後、リーガルハイが放送された時にこんなにセリフを詰め込んで、しゃべれる堺さんもすごいけど、考え出すのはそれ以上で、古沢さんの時代が来たと思いました。その後も、デートで脚本賞、コンフィデスマンJPが大ヒット、ヒット作を連発されています。
以上3人のお気に入り脚本家さんでした。