海外での現地就職
ご無沙汰してしまいました。Stellaです。
昨今、アメリカ、南アメリカ、アジア、ヨーロッパなど、各地各国で
「現地採用」の求人を目にします。
実は私も現地採用でとある国で働いた経験があります。
本日はその「現地採用」「現地就職」のリアルをお話しします。
実はこれ、本当に要注意です。
もし今海外就職(Not駐在)を考えていらっしゃる方は、
よく確認してほしいことがあります。
現地ローカル企業か日系企業かにもよるので一概には言えないのですが、
まず、給与が極端に安いです。
1)待遇面
日本円で200万円台、300万円台など普通にあります。
現地は物価が安いから、二度とない経験が得られるから等々理由をつけてきますが、日系企業でこういった求人は絶対に選ばない方が吉です。
聞いた話ですが、日系の大手企業だと、日本から出向者が何人も来ており、その人たちはランチに高いご飯を毎日食べていたが、自分だけローカル屋台や現地のご飯、お弁当などと肩身が狭かったなどという話もあります。
自分の場合、現地採用で現地日系企業で働いていたのですが、
クライアントの中年のおじさんたちは、会う人会う人初対面で「現地採用ですか?笑」と質問してきます。気味が悪かったですね。だったらなんだよ、と思っていました。
私は女性なので、訪問先では食事の誘いや土日に業務以外の電話がかかってくることもしばしば。あわよくば彼女にしたいという下心丸見え親父が多すぎて、
駐在者が治外法権のようになっているのも無理でした。
友達は、よく「タダ飯だから行ってきたー!」と言っていましたが、のちにおじさんから告白されていたりと、いいことは一つもなさそうでした。
ちなみに私は、たとえランチでもおじさんの誘いを受けたことは一度もありません。
こういった様々な思いが、のちの私のエネルギーとなります。
2)帰国時の航空券負担など
ずっと海外で働いていると、母国が恋しくなります。
本物の日本食が食べたい、コスメを買い足したい、美容院に行きたい、
友達や家族に会いたいなど。。
面接時、遅くとも入社意思表示の前までにこちらも確認しておきましょう。
会社によっては、自己負担とされる場合もあります。
※駐在員は年2回〜4回だったりします。
3)積立年金について
現地採用は、たいてい現地スタッフと同様に現地の保険、現地の年金制度に加入することになります。
こちらは、いつ返還されるのか事前に確認してください。
私の場合、退職後1年3ヶ月経過しているにも関わらず、まだ返還されておらず、
会社側も責任を放棄しています。ビザが切れると携帯電話番号や銀行口座も凍結しますので、実質なすすべがなく、本人が現地に行って手続きをするしかないという最悪の状況に直面しています。
なお、退職と同時に現地の総務には依頼をかけており、月に数回のペースでリマインドをしていたにも関わらず放置。挙げ句の果てに会社としては責任放棄。
海外はこんなもんです。いちいち怒ってもどうにもならない。
なので、逐一証拠を残したり、主張をすることが大事です。
他にも現地就職について書きたいことはたくさんありますが、
個別に質問をお受けする形にしたいと思います!
ありがとうございました^^