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愛器(相棒)紹介vol.2 Furch G23-CRCT

今回は、私の2本目のギターを紹介します。

Furch(フォルヒ)G23-CRCTです。

Furch G23-CRCT


フォルヒというギターメーカーは
世界に名だたるMartin、Gibsonと異なり、古くは共産圏の国であるチェコスロバキアにあって、政府の圧政の中ではギターの製造や販売も許されず、隠れて細々とその技術を継承して、ソ連邦崩壊後の民主化の流れのなかでチェコ共和国となり晴れてギターメーカーとしての会社の設立が叶うこととなった歴史があります。

そして資本主義が流れ込んで社会の構造が変わっていくプロセスに於いては
その格差から、今まで温存されて来た高い技術と高品質の材料が、西側諸国からすると非常に安価に買えるような事になります。

このFurch G23-CRCTは
そんな国際的な大変動のなかで生まれた東欧の職人の渾身の一本なのです。

有り難すぎて涙が出てちょちょぎれます
😭

私はフィンガーピッキング(指弾き)という奏法での演奏を主に行っていますので、それに合ったギターという意味でもこのギターはピッタリなのです。

指で弾くとどうしも音量が小さくなります。バラツキも出ます。
しかし、それを音楽の表現として実現する中で、このギターはよく出来ているのです。

まずトップ(表板)はシダー(杉)です

MartinのD28などはスプルース(松)を使っていますが、
音の伝わりは杉の方が速い反面、小さい音量で飽和してしまいます。

要は杉は小さい音量で良く鳴り、表現が豊かになるということですね
反面あまり大きな音を出すと音が歪んでしまう事になります。

なので指弾きを主体とする私にはとても合ったギターなのです。

またこれにもL.R baggsのibeamsというピエゾのピックアップを内蔵させています。エフェクト目的ですね

なので、指弾きでも強いストローク主体の曲はD28
繊細なアルペジオや単音が主体ならG23という使い分けをしています。

そんなメインギターの使い分けをしている中の一方がこのG23-CRCTなのです

繊細な音で、しっかり鳴って語りかける

そんなギター、

Furch  G23-CRCTです。

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