自己紹介③〜2008年11月

前回の続きです。

【学園祭 1日目】


・D志社は11月に学園祭があり、ウチのサークルは3日間ライブを実施。
・その時に初めて「三代目 鋼鉄番長」という名前で舞台に立った。


【学園祭 2日目】


・学園祭2日目の夜にサークルの部室に入ると、見慣れない長身の男性が和壱郎さんと喋っていた。
・以前から、和壱郎さんの1個上の代に「毎日 全身赤い服を着ていた」「金髪を腰まで伸ばしている」「サークルのライブで毎回1位を獲っていた」等の逸話を持った人の話を聞いていたので、その見慣れない男性がカズレーザーさんということが すぐにわかった。
・当時は全く売れていない芸人さんだったけど、オーラが凄過ぎて 僕はガチガチに緊張してしまった。
 たまたま その日、僕も赤い服を着ていたので(しかも、めちゃめちゃダサいドクロが描かれてる服)、
カズレーザーさんは僕を見るなり、「君、いかついね」と言ってきた。
 
 僕は緊張して「ありがとうございます」という意味不明な返事をしてしまった。これがカズレーザーさんとした最初で最後の会話だった。

【学園祭 3日目】


・翌朝、カズレーザーさんはサークルの舞台を見に来てくれた。敢えて椅子に座らず、客席の最後尾で、仁王立ちして見ていた。今でも服装は派手だけど、当時はもっと派手な赤い服を来ていて、そのうえ 赤いハットも被っていたから、最後尾にいても舞台上からカズレーザーさんを確認することが出来た。
・カズレーザーさんは、全てのネタを真剣な表情で見て、アンケートにコメントを書き込んでいた。
・僕の その日の出番は2回あり、そのうちの1つは 全部自分でネタを作って、自分でメンバーを集めたので、是非ともカズレーザーさんに見て欲しかった。
・男女7人組(男3:女4)でダウ90000がやってるようなコントをした。
 ミスが許されないタイプのコントだったが、メンバーの1人が途中でネタを忘れてしまい、しかもネタ中に「ネタ忘れた」と発言してしまった。キングオブコント3回戦まで進出していて普段はネタを忘れるような人ではなかったんだけど、何故か こんな時に限ってネタを忘れてしまった。
・1人がネタを忘れたことで、連鎖的に2人目・3人目がネタを忘れていき、最終的に7人中4人がネタを忘れる事態となった。同じボケを2回言う人まで出てくる始末。このハチャメチャな展開が逆にウケてはいたが、カズレーザーさんの顔を見ると全く笑ってなかった。
このコントには、やそさんにも出演して頂いていたが、やそさんがセリフを一言も言えないままコントが終了してしまい、ただ置物のように立ってるだけになってしまった。やそさんには本当に申し訳ないことをした と未だに思っている。(僕のせいじゃないけど)

・ライブが終了した時には、カズレーザーさんの姿は無かった。
 カズレーザーさんの書いたアンケートを見ると、僕らのコントには一言「苦しいな。人数 減らせば?」とだけ書かれていた。
 物凄く悔しい思いをした。

今日は、ここまで!
次の更新はいつになるかわかりませんが、まだまだ続きます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?