自己紹介④〜2009年
前回に引き続き、サークルの話します。
【営業】
サークルに在籍していた時に、某国政政党から営業の話があった。
高齢者の前で5分の漫才をするだけで、1人5000円を貰えて、なおかつ 弁当とビールも付いてくる という素晴らしい話だった。
これは、某国政政党が高齢者の票を囲い込む為に定期的にやっている催しだった。
大学生の自分にとって、好きな漫才をして5000円を貰えるなんて有り難い話だったので、当時は何とも思わなかったけど、
今考えてみれば、「税金を何に使ってんねん」って思う。
【新歓の時期】
大学2年生になると新歓の時期になり、
サークルに入会希望の新入生が続々と来た。
その中に、とんでもない奴が紛れていた。
なんと、2年前にレイプ事件を起こして退学になった男が、
受験してD志社大学に再入学し、お笑いサークルに入ろうとしたのだ。
「お笑いやりたいです」と、ヤル気マンマンな感じで来られたが、
「レイプ事件起こした奴のネタで誰が笑うねん!」って話なので、
申し訳ないけど、その人には入会を諦めてもらった。
【新歓の花見】
新歓といえば、花見。
花見の場所取りの為に、前日の夜にブルーシートを置いて 寝袋で一晩を明かした。
花見当日になり、入れ替わり立ち替わり来る新入生達と朝から夕方まで喋った。
後日、新入生の女の子の1人が僕に突然メールをしてきた。
「鋼鉄番長さんと一緒に映画館に行きたいです」と。
当時の自分は舞い上がったが、そこには思わぬ落とし穴があった。
【ポップコーン事件】
2人で「ROOKIES−卒業−」という映画を見に行った。
(その女の子が「この映画を是非見たい」と言ったから。)
このROOKIESはドラマが先ず放送されてて、映画はその続編にあたる。
ドラマを一切見ていない自分にとっては、拷問のような2時間だった。
その日のデートが終わった。
3日後、その女の子と共通の知り合いから連絡があった。
どうやら、その女の子が僕に幻滅し、「もう鋼鉄番長さんと連絡をとりたくない」と言ってる とのことだった。
何に幻滅をされたのか分からなかったので、その共通の知り合いに理由を聞いた。
理由は3つ。
先ず1つ目に、僕が映画館でポップコーンを買わなかった ということ。
当時の僕は全然ピンと来なかったんだけど、女性は映画館でポップコーンを買わない男は無理らしい。
2つ目は、僕がカバンに、ペットボトルカバーをかぶせた お茶を入れてたこと。
当時の僕は全然ピンと来なかったんだけど、女性はペットボトルカバーを使っている男は無理らしい。
3つ目は、映画館の後に洋食屋の「自由軒」に行ったこと。
当時の僕は全然ピンと来なかったんだけど、女性は映画館の後に自由軒に行く男は無理らしい。
それ以来、僕は女の人と映画館に行く時はポップコーンを絶対に買うようにしている。
「ついさっきトンカツを食べたばっかりで、もう油っこいもの食べたくない」って思ってても、
ポップコーンを絶対買うし、無理して食べてる。
ペットボトルカバーも、その日を境に使わなくなった。
おかげで冷たいお茶を買っても、夏場はすぐに温くなる。
あと、自由軒を見ると嫌な思い出が蘇るので
難波で用事がある時は、店の前を通らないようなルートで移動している。
ROOKIESの主題歌を歌っていたGReeeeNの曲も、あの日以来全然聴かなくなった。
(元から、そんなに聴いてたわけじゃないけど)
この事件のせいで、周りからの信用も無くなった僕に
さらなる災難が降りかかるのですが、
それは また次回お話しします。