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問題発見&解決の基本ステップ

専門書が多数出ているので詳細な説明はしませんが、基本中の基本である9つのステップです。

1.問題(改善対象)の抽出
2.テーマの選定
3.現状分析
4.目標設定・活動計画の作成
5.要因分析
6.対策の立案・検討
7.対策の実施
8.効果の確認
9.改善の定着・継続(歯止め)

本によっては8つのステップになっていたり、多少言葉が違っていたりしますが、態勢に影響ないので気にしないでください。
たいていの人が ”何か見たことある”とか、”昔よくやってた”とか、そんな感じではないでしょうか?
そうなんです、昔(と言っても1970~1980年代頃かと思います)からほとんど変わっていないのです。
当時は製造部門を中心に、「QC活動」とか「QCサークル」とか呼んで活動していたかと思います。
使う道具は、「QC7つ道具」と言って、これは今でも非常に有効です。
このステップに従い、QC7つ道具を使って、問題解決していくということなんですが、実際にやると結構難しく、そんなにうまく行きません。

途中のステップで活動目標を設定するのですが(ステップ4)、私は必ずしもこの目標に達成しなくても、1割でも2割でも改善効果があれば良しと思ってました。
目標はチャレンジして頑張れば達成できる目標にするのがこつ(あまりにも高すぎる目標ではやる気にならない)ですが、それに対して目標未達でもOKぐらいのつもりでやった方が良いという意味です。

継続的に新しいテーマにどんどん取り組む方が、よっぽど重要だと思います。
効果も重要ですが、それ以上に「いつも問題解決に取り組んでいる」が重要だという意味です。

(次回に続く)


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toshi-o
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