組織を動かす行動 その1
その1:「現場を主体的にリードする」です。
こんなの当たり前だよ!
って何度も言われましたが、本当にそうでしょうか?
”主体的”という言葉がミソです。簡単に言えば”自分がやりたいように”です。
日本では上からの指示待ち人間が多いように思いますし、昭和の大量生産時代はそれがベストだし、組織の統制もそれで守れた。
今はどうですか?
・明日には事業がどうなるかもわからない変化の激しい時代
・需要の多様化で多品種少量生産時代
こんな時に上からの指示待ちって何?
これって管理職になる前、現場のリーダー的存在になった時、どれだけ自分のやりたいように、問題を発見して解決するかということを言ってます。
自分で決めるのです。いちいち上の承認なんて待ってたら時間ばかりかかって何も進みません、ましてや指示待ちは最悪。
現場のリーダーは、実務の最高執行者なんだよと、よく言いました。
「現場を主体的にリードする」という意味にこめられている、彼ら彼女らに求められる行動は、
①英知を集めて迅速に意思決定を行う
②真摯さを持つ
③自信を持って発言する
細かい要素はもっといっぱいありますが、ちょっとだけ補足すると、
①は、いろんな人の意見を時間をかけないで集めて(井戸端会議など)、最後は自分で決めろということ。
②は真摯さが無いとあなたの本当のフォロワーに周囲のメンバーはなってくれず、ただ単にあなたの”役職”についているだけになります(リーダーだから仕方ないか・・)。
真のリーダーはいつも真摯な態度でいてねということ。フォロワーがいないということは、リーダーではないということです。
何事にも当事者意識を持って真面目に取り組むということです。
③主体性を発揮して自信を持って大きな声で発言してねということ、主体性が無ければ”借りてきた言葉なので自信なさげな小さな声の発言になってしまう。
国会答弁とか聞いていると、みなさんどう感じますでしょうか?
(次回はその2)