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【西原茂社長後編】挑戦したい領域でワクワクしながら働ける環境を大切にしたい

こんにちは!双日テックイノベーション株式会社(以下「STech I」)の採用広報担当です!今回は西原茂代表取締役CEOに、STech Iの人材育成や働きやすい環境づくりへの想いを語っていただきました。 

STech Iが力を入れているCSRや、学生さん・求職者の皆様に向けたメッセージも含まれています。2024年に行われた社名変更やブランドコンセプト策定、それに事業環境については前編でお届けしていますので、合わせてお読みいただければ幸いです。 

STech Iに興味をお持ちの学生さんや、転職をお考えの皆さんにとって役立つ記事となっていますので、ぜひご覧ください! 



ひとりひとりが挑戦したい領域でワクワクしながら働ける環境を大切にしたい 


-STech Iはシリコンバレーに「Sojitz Tech-Innovation USA Co., Ltd.」を設立しており、現地でスタートアップ開拓や新規事業開発、戦略投資などを行っています 。西原社長も双日株式会社で米国駐在をご経験されてきました。最近の米国における状況をお聞かせください。 

双日株式会社で米州総支配人や米国会社社長を務めました。米国駐在は東海岸でしたが、STech Iのシリコンバレーオフィスは西海岸にあります。 

先日も米国に出張しシリコンバレーの取引先をまわりましたが、東海岸と西海岸ではカルチャーの違いを感じます。シリコンバレーはスピード感があり、顕著に感じるのが最近ではAIなどフォーカスすべき分野への熱量です。 

変化の速さに自分たちがどう対応しながらビジネスをスケールさせていくのか、日本では考えられないほど柔軟に取り組んでいます。いわゆるスタートアップだけでなく、歴史ある大企業も同じ姿勢であるのが米国らしさと言えるのではないでしょうか。 

今回の出張ではネットワークやクラウド、デジタルワークプレイス領域 でお付き合いのある企業を訪問してきました。彼らとは本音で語り合えるので、シリコンバレーの経営者のお考えを聞ける機会は私にとっても貴重です。 

STech Iでも着目点を大きく持ってチャレンジできるためのいい循環を創っていきたいと思っています。そして、そのために社員の皆さんが挑戦できる環境づくりに力を入れています。  

リモートワークやスーパーフレックスの働きやすい環境、社員と会社の距離をさらに縮めたい 


-働きやすい環境づくりについての考えをお聞かせください。 

働き方の多様化が進んでいます。出社して働きたい方、リモートワークで仕事したい方などさまざまです。 

一方、働く側の多様性と同時に、会社側の働き方に関するポリシーもそれぞれになってきました。フルリモートワークを認めている企業がある一方、米国では出社回帰が進んでいますよね。 

STech Iが重視している、挑戦し続けられる環境であるためには、ワークライフバランスの充実が欠かせません。会社に対して長期間にわたり価値提供していくためには、プライベートで家族や子どもと過ごす時間も大切にしなければならないからです。 

ワークライフバランスを充実させ、自分がやりたい創造的な仕事に挑戦できる職場であること。働き方の多様化は、こうした考え方に基づいている必要があると感じています。 

個性を活かした働き方を社員全員が実現しながら会社が成長していくために必要なキーワードは風通しの良さではないでしょうか。自分の意見をきちんと言える、他人の考えにしっかりと耳を傾けられる、その上で自分がやりたいことに挑戦できる機会がある環境です。 

多様な働き方が制度として用意されており、双方向に何でも言えるとともに挑戦を認め合える企業を目指すべきと考えています。 

STech Iでは働きやすい環境づくりを進めており、出社は週3回としていますから2日はリモートワークで勤務可能です。またコアタイムのないスーパーフレックスを導入しており、効率の良い時間帯を選択して仕事できます。 

出社時の働きやすさにも配慮しており、オフィスではフリーアドレスを運用しているほか、本社ビル6Fには共創ワークスタイルエリア「Pier6」を設置しています。社員は自由に利用できるほか、外部のお客さまにご利用いただく場合もありとても好評です。 

社員の声を活かしつつ、さらに働きやすい環境づくりに努めていきたいと思っています。 

-社員の声を活かすための取り組みを教えてください。 

働き方に関する調査を四半期ごとに実施しており、社員の要望や改善策をヒアリングしています。社員の声を働きやすい環境づくりに活かしていくためです。 

また、2024年4月に社長就任してから、いろいろなイベントに参加して社員と触れ合い本音を聞く機会を増やしています。新入社員とBBQをしながらたくさんの話を聞かせていただいたり、全社および階層別のイベントを企画して意見を頂戴しています。 

Beer Bustという、ビールを片手に自由な意見交換ができる場も定期的に用意しており、私も毎回の参加を楽しみにしているんです。ほかにも社員だけではなくご家族も含めたイベントも実施しています。 

STech Iが応援しているラグビーの「浦安D-Rocks」の練習に社員やご家族を招待して触れ合う機会を作ったり、Kids Dayとして本社ビルにご家族を招待してオフィスを見学していただいたり。会社と社員がドライな関係の企業も少なくありませんが、STech Iでは会社と社員の距離を縮めるための施策をこれからも増やしていきたいと考えています。

CSRにも注力、「浦安 D-Rocks」やブラインドサッカーのパートナー企業に


-STech IのCSR(企業の社会的責任)への取り組みをお話しください。 

STech Iでは健全で誠実な事業活動によって、お客さまやお取引先、地域社会、そして社員などステークホルダーの皆様との信頼関係を深めることを企業発展における最重要課題と考えています。 

「すべてのステークホルダーにとって"BE YOUR BEST PARTNER"であること」
「公正で透明性の高い企業活動を展開すること」 

をベースに、コンプライアンスやISO・個人情報保護への取り組み、また環境に配慮した事業展開を進めています。 

環境への配慮としてはペーパーレスや省電力化機能を搭載したサーバーなど、省スペース、省資源、省電力化による地球温暖化対策を実現する環境配慮型事業に力を入れています。双日グループのサステナビリティについては、こちらもご覧ください。

-STech Iではスポーツを通じたサステナビリティ活動にも力を入れています。

当社は2022年7月に発足したラグビーチーム「浦安 D-Rocks」のオフィシャルトップパートナーになっており、同チームが行っているサステナビリティ活動に参加しています。高校・大学でラグビー部に所属していましたから、「浦安 D-Rocks」の試合はスタジアムにも行って応援しています。

また、今後はブラインドサッカーを通じたサステナビリティ活動も行っていきたいと考えています。ブラインドサッカーはアイマスクを装着し音の出るボールを用いてプレーする、パラリンピックでも「ブラインドフットボール」として正式種目になっている競技です。

数年前に双日株式会社でサステナビリティ担当の取締役だった時期に知り、ぜひサポートさせていただきたいと考えて協賛したりイベントを開催してきました。現在は双日株式会社がブラインドサッカーのパートナー企業となっています。

そんなご縁から私自身が日本ブラインドサッカー協会の理事を務めており、STech Iでもブラインドサッカーを通じたサステナビリティ活動に取り組んでいきたいと考え、社内のCSR担当者と話しているところです。お客さまをはじめとするSTech Iのステークホルダー各位に、当社がどんな会社なのか理解していただくための物差しとしていきたいと思っています。

「挑戦を続け、先駆者であること」の大切さに共感して下さる方に入社していただきたい


-西原社長のご趣味をご紹介ください。

プライベートでは健康で元気に仕事できるのが大事だと思っていますから、数年前から毎週ジムへ通っています。ジムに通いだしたとき、何か目標を立てようと考えてベンチプレス100kgを目指し、昨年達成しました。

目標を持って挑戦し、やりきったときの満足感は何物にも代えがたい喜びです。現在は100kgの維持を新たな目標として、挑戦を継続しています。

体を動かすという意味ではゴルフも好きで、続けたいですね。スコアよりゴルフコースの開放的な空間で話しながら過ごすのが自分にとっての貴重な時間なんです。

STech Iでも全社的なゴルフコンペを開催しています。社名変更を機に「STech Iマスターズ」の名称で、昨年第1回の本部対抗戦を開催し、とても盛り上がりました。また、各本部が主催するコンペに参加させていただく機会もあり、先日も社員の皆さんと楽しんできたところです。

-学生さん・求職者の皆さんにメッセージをお願いします。

2024年4月にSTech Iの社長に就任して以来、できるだけ皆さんの声を聞く経営を目指しています。

さまざまな方とお話ししていると、辛辣なご指摘をいただく場合もあります。しかし、自分も完璧ではないですから、厳しいご批判にも真摯に耳を傾けるようにしています。

その上で、私自身も会社の方針を目的まで含め丁寧に伝えていく姿勢を心がけています。相手の話を聞き、自分の考えを丁寧に伝え、円滑にコミュニケーションできる環境こそが、挑戦する気概を生み出す源泉になるのだと考えているためです。

お互いがそれぞれの良さを活かしていくためには、個の尊重を大切にしなければなりません。STech Iを、今よりももっと、双方向にコミュニケーションできる風通しの良い会社にしていきたい。

そうなれれば、STech Iは仕事における挑戦はもちろん、自分自身への挑戦、そして社会に対する挑戦までできるすばらしい会社になっていくと信じています。

これから、社会はますます変化していきます。私たちが置かれている事業環境も、大きく変わっていくでしょう。

環境が変わるスピードに負けないよう、自分たちも挑戦を続けられるか。環境に適合するだけでなく、先をゆく先駆者である必要があります。

先進的な取り組みをする会社であり続けることで社員は仕事へのやりがいを感じ、自分自身の成長も実感できるのです。これをきちんとできている会社が、最後まで生き残れるのだと思います。

そんな考え方に共感してくださる方々にご入社いただきたいと思っています。皆様とお会いできることを楽しみにしています。

※取材時の部署・役職・氏名を記載しています。
(取材日:2025年1月23日 聞き手:垣本陸)

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