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STech Iの求める人材像とは?人事部部長が5つの点から詳しく解説

こんにちは!双日テックイノベーション株式会社(以下「STech I」)の採用広報担当です!今回は田村智美人事部長に、STech Iが求める人材像を語っていただきました。

STech Iが考えるあるべき姿を体現できる5つの条件について、ビジョンやミッションを含めひとつずつ丁寧に説明しています。人事部長が感じるSTech Iの魅力や学生さん・求職者の皆さんへの想いもお届けしていますので、ぜひご覧ください!


エンジニアとして入社し2年前に人事部へ異動、現在は人事部長として


-プロフィールをご紹介ください。

コーポレート統括本部 人事部の田村智美です。京都女子大学の文学部史学科を卒業後、大阪のIT企業で勤務した後、2008年に日商エレクトロニクス株式会社の前身である双日システムズ株式会社にエンジニアとして転職しました。

入社した当時は保守チームに配属され、その後リーダー、課長とキャリアアップしましたが、人事としてチャレンジしてみないか、とのお声がけをいただき2023年1月に人事部へ副部長として異動、同年4月から部長を務めています。

-人事部の業務領域についてお話しください。

人事部の業務は大きく3つの領域にわたっています。ひとつは採用活動や人材育成など、優秀な方に入社していただき成長をサポートする業務です。

ふたつめは一般的にイメージされる人事業務で、給与計算や社会保険、入退社の手続き、それから人事評価制度の策定・運用に個別の人事相談も含みます。

最後が人事戦略の立案です。人事業務を運用するだけでなく、中長期的にどのような人事制度が必要なのか、優秀な人材にとって魅力ある会社になっていけるのかをさまざまな角度から分析し、検討します。

求める人材像「未来志向で挑戦を楽しみ」「顧客志向で共創を重視し」「提案力と実現力を兼ね備えた人」


-STech Iが求める人材像をお話しください。

STech Iでは、ブランドビジョンである「ITで未来を切り拓く先駆者」やミッション「BE YOUR BEST PARTNER」、提供価値である「お客さまが歩む先の道を照らし次の未来をともにつくる」を実現するために必要な要素を5つにまとめ、求める人材像としています。

  1. 未来志向で挑戦を楽しめる人

  2. 顧客志向で共創を重視する人

  3. 高い提案力と実現力を備えた人

  4. 自己成長に意欲的で柔軟な学習能力を持つ人

  5. コミュニケーション力とチームワークを重視する人

このうち1~3は当社のミッション・ビジョン・バリューに関連が深い人材像です。

1.未来志向で挑戦を楽しめる人

「未来志向で挑戦を楽しめる人」は当社のブランドビジョン「ITで未来を切り拓く先駆者」であるための素養を念頭に置いています。「未来志向」とは5年後・10年後を見据え「こうあるべきだ」「こうあって欲しい」と考え、逆算して「今、これをしなければならない」と行動できるタイプの方を指しています。

また、そのためにはどのようなリスクが生じうるのかを冷静に見極め、リスクを許容しながら「挑戦を恐れず、むしろ楽しめる」姿勢が重要です。未来は誰にもわからないですから、リスクを恐れるのではなく、前向きに主体的に挑戦を楽しめる方がSTech Iにとっての求める人材です。

面接を担当していると「どんな人材が評価されますか」という質問を多く受けますが、私は「主体性があって、自分で課した高いハードルに挑戦を続けられる方」と答えています。

2.顧客志向で共創を重視する人

STech Iのミッションである「BE YOUR BEST PARTNER」であるために必要な素養を示しています。お客さまにとってのベストパートナーであるためには、相手のことを知り真摯に考えることが重要です。

お客さまについて深く理解した上で、お客さまですら気づいていないだろう真の課題を考え、あるべき姿を一緒に見つけていくのがゴールです。お客さまの成功に向かって、ともに成長しながら一緒にやっていきましょうという姿勢が求められます。

「BE YOUR BEST PARTNER」はSTech Iにとって根幹となる考え方です。この言葉が企業理念に含まれる前から、多くの社員が名刺やメールの署名欄に「YOUR BEST PARTNER」を記していました。そのため、社員にとっては愛着があり馴染んでいる言葉であり、価値観として浸透しています。

面接では、学生時代のエピソードをお聞きする中で、自分だけではなく相手の目線に立って、こうすればもっといいんじゃないか、と考えて行動できたかどうかを見るようにしています。

採用活動では学生さんや求職者の皆様にとっての「BE YOUR BEST PARTNER」でありたいと願っていますから、ご質問やご不明点などあれば、何なりとお寄せください。

3.高い提案力と実現力を備えた人

STech Iの提供価値である「お客さまが歩む先の道を照らし次の未来をともにつくる」を生み出す3つの強みである「顧客理解力・提案力・実現力」を表しています。

「提案力」を高めるためには「顧客志向で共創を重視する人」で申し上げた、相手のことを知り真摯に考える「顧客理解力」はもちろん、論理性や課題認識力、経験などさまざまな要素が求められます。そして、お客さまからの要望に答えるだけでなく、主体的に踏み込んで自分から一歩進んだ提案をするための努力も必要です。

しかし、提案力が高くても、提案するだけでは絵に描いた餅に過ぎません。そこで「実現力」も大切な要素となります。

実現力を裏付けるためにはエンジニアなら技術力、PMならプロジェクトマネジメント力が不可欠です。これらは短時間で身につくものではありませんが、「顧客理解力・提案力・実現力」を兼ね備えた人材になっていただきたいと願っており、そのための人材育成に力を入れています。

求める人材像「自己成長に意欲的で柔軟な学習能力を持ち」「コミュニケーション力とチームワークを重視する人」


-求める人材像の1~3がミッション・ビジョン・バリューに紐づいているのに対して、「4.自己成長に意欲的で柔軟な学習能力を持つ人」と「5.コミュニケーション力とチームワークを重視する人」はどのような背景から設定されていますか。

1~3であろうとする場合、欠かせない資質を4と5としてあげています。

4.自己成長に意欲的で柔軟な学習能力を持つ人

「自己成長」は、社員の皆さんひとりひとりが成長するという意味だけではなく、私たちの会社も成長するという意味を含めています。両方がリンクしていなければ、単なる自己満足になってしまいかねないからです。

自分と会社が相互に影響し合いながら成長できるよう、「意欲的」に行動できる方を指しています。そして、そのためには「学習能力」が重要です。

学習、とはいわゆる試験のための勉強を意味しているわけではありません。例えばIT技術をキャッチアップするなど、多方向に対し「柔軟に」アンテナを張って、自分を進化させようとする価値観を持ちながら仕事に取り組む姿勢を表しています。

5.コミュニケーション力とチームワークを重視する人

「コミュニケーション力」とは、自分が丁寧に説明するだけではなく、相手の話をしっかりと聞く力を指しています。相手の話に耳を傾け、意図をつかんだ上で建設的な議論ができる人材です。

また、STech Iではもともと「チームワーク」を大切にする文化があり、社風といってもよいほどです。

ITは技術が進歩し高度化しているため、ひとりひとりにできる領域がとても限られています。そのため、プロジェクトを作り全員が協力しながら一緒にやっていく、という形が基本であり、チームワークの重要性がますます高まっています。

日商エレクトロニクス時代には、「『Yes,And』で進めよう」という行動指針がありました。「あ、そうですよね。こうすればさらにいいですよね」というコミュニケーションです。相手の発言を否定せず肯定したうえでさらにプラスしていこうという考え方です。

社員ひとりひとりが「コミュニケーション力」を高め、「チームワーク」を重視しながら前向きに取り組んでいけるよう、「求める人材像」に加えています。

STech Iは成長する機会に溢れている会社、キャリアを自分で切り拓いて欲しい


-新卒採用における「ITへの興味・関心」は、どの程度のスキルレベルが求められますか。

ITに関するスキルは営業職と技術職で異なりますが、高いレベルを求めているわけではありません。どちらかと言えば、今までに培ってきたスキルというより、これからどれだけキャッチアップしてくれるだろうか、という点を重視しています。

むしろ、ITに限らず、学生時代にしかできないことをしっかりとやっておいていただきたいと考えています。それが、学生時代に何かをやりきったという達成感につながると考えております。

達成感を感じられれば、次の仕事に取り組むための意欲が生まれてきます。ですから、ITのスキルをどれだけ持っているかよりも、学生時代に何をやりきったのかを大切にしており、何かをやりきった経験のある方ならITのスキルは入社してから高めていけるだろうと思っています。

-STech Iのカルチャーにフィットしている人材に共通点はありますか。

主体性を持っている方がSTech Iにカルチャーフィットしています。受け身ではなく、自分から首を突っ込んでいけるタイプの方、行動力がある方と言っていいかもしれません。

突飛なことを言ってもいいんです。STech Iには皆で建設的に考える文化がありますから、恐れずに自分の意見を発信していただければ、社員は否定せず「そうだよね、そういう意見もあるよね」と受容してくれます。

せっかく入社していただくのですから、新卒採用・キャリア採用を問わず、物怖じせず自分の意見をぶつけていただければと思います。

新卒採用の場合、入社するとわからないことばかりかもしれません。でも、わからないことを「わからない」と言えれば、それも首を突っ込んでいくということなのだと考えています。

-学生さん・求職者の皆さんにメッセージをお願いします。

STech Iは成長する機会に溢れている会社だと私は思っています。やる気のある方にとってはたくさんのチャンスがありますし、やりたいことに対して、上司も協力的にサポートする体制が整っている会社です。

ですから、自分がどうありたいか。キャリアは自分で切り拓くものですから、相談できるところは相談して会社を使っていただきたいと考えています。自分の想いを大切にしていただき、ステップアップや成長を楽しんでください。

そして、STech Iはそのためのチャンスがたくさんある会社です。5年後、10年後を考えて自走できる方は伸びていますし、会社にも良い影響を及ぼしていただけています。そういう方を求めたいと思っています。

※取材時の部署・役職・氏名を記載しています。
(取材日:2025年1月27日 聞き手:垣本陸)

STtech I - ITで未来を切り拓く先駆者 -