生ごみの堆肥化
みなさん、こんにちは。
管理栄養士のSTEAM食育ママです。
悩ましい問題、生ごみ。
我が家は食後に生ごみをビニール袋に入れて、
燃えるゴミの袋に入れています。
ビニールごみは、スーパーの袋詰め台にロール状に置いてある、あのビニール袋です。薄いので、魚の骨があれば刺さって漏れるし、生ごみに含まれる水の問題もあります。
以前ディスポーザーのあったマンションに住んでいた時は、生ごみの量はそれ程多くありませんでしたが、ディスポーザー自体の掃除は面倒で、怠るとぬめりますし匂いますし、あまり好きではありませんでした。
ディスポーザーのないマンションに住んでいた時は、24時間ゴミ置き場に持っていけましたし、ごみ袋が溜まったら小まめにゴミ置き場まで行けばいいだけなので、不便に感じたことはありませんでした。
現在はマンションではなく、ごみの日、というものがあります。
朝7時までと決まっていて、これがなかなか厄介です。
出しにいけないと3日待たないといけないし、絶対に出したい。
3日分の燃えるゴミはそれなりに量があるので、袋を貫通して袋から水分が漏れ出し、床を汚したことも数回。
ごみの問題、悩ましいものです。
さて、ここは島。
引っ越してきたときに、抜いた大量の雑草をどうすればよいか、お隣の農家さんにご相談したときのこと。
「置いとけばいい。そこに置いとけば、ないなるから。」と言われました。
ないなるって、なくなるってこと?
ホント? なくなるの?
半信半疑で放置してみたら、あれー?みるみる乾燥して、かさが減って、
ますます減り、忘れたころには、あれ??
なくなってる。というより、よく見ればあるけれど、気にならないくらいの存在になっている。
不思議!本当になくなった。
こういう経過は都心に住んでると分からないな、と思いました。
これは子供も知った方がいいと思って、畑に大きな穴を掘って、雑草入れスペースを作りました。
雑草やら、できた野菜のいらない部分を投げ入れるスペースです。なくなったり、相当小さくなったりするんですよね。
その経過を見られるのはなかなか面白いと思うのです。
子どもとは、そのあと焚火もしました。とっても楽しそうでした。
さて、生ごみの問題ですが、大きな穴を掘ってそこに入れてしまえばいいかな、と思ったこともありました。多量にいただいた柑橘類の皮を入れて埋めたことはあります。でもそれ以外の生ごみは、害虫発生のことなどを考えると少し抵抗があります。
先日ご紹介したアリス・ウォータースさんは、ごみを堆肥化してリサイクルされています。レストランの生ごみは、農場の堆肥置き場でミミズと微生物の力で分解していて、素晴らしい循環ができています。
アリスさんのご家庭のキッチンから出る生ごみも、お庭のコンポストで処理されているそうです。素晴らしすぎます。
でも、ミミズと微生物・・・。
STEAM食育ママの畑にもたくさんミミズがいますし、見えないけど微生物もいると思う。
でも、どうしよう、見ていない暗い時間にねずみやら害虫やらがたかっていたらどうしよう。文字にするだけでも気持ち悪い。
STEAM食育ママが畑作業をするときは、長靴手袋の完全防備なので、ミミズをみても何とも思わないのですが、そうは言っても発酵させて肥料にする工程はちょっとまだハードルが高いと感じます。
理想は、生き物の力・自然の力を借りて堆肥化した肥料を畑に循環させること。ですがまだちょっと、、、。
・・・ということで、弱気なSTEAM食育ママは、コンポスト化する生ごみ処理機を調べることにしました。
大きく分けると、生ごみを乾燥させてごみ重量を減らすタイプか、または発酵させて堆肥化するタイプか。
どの程度まで堆肥化できるかによっても商品は色々あります。
乾燥中の匂いの問題、コバエ発生のリスク、初期費用とランニングコスト。
色々と検討すべき点があるようです。生ごみ処理機に入れられない生ごみも機種によっていろいろ。
完全堆肥化できると、栄養満点の肥料をまた畑に戻して次の作物を育てる素地ができる、という点で究極の理想です。
肥料を購入する費用とランニングコストを比較する必要もあります。
生ごみ処理機をどこに置くか問題もあります。
匂いの問題、コバエのリスク、、、。
もっと検討する必要がありますが、これも悩んでいては勿体ないので、
近いうちに我が家の生ごみ処理機を決めようと思います。
バックトゥザフューチャーでは、未来のドックはスーパーカーの燃料にゴミを利用しています。もはやゴミではなくて貴重な燃料。
ゴミをゴミにしない、ごみを肥料にできる方がやっぱりいいですよね。
乾燥式も悪くはないのですが、、、。
もっと比較検討する必要があります。
今日は、生ごみの堆肥化を考えました。
もう少し勉強して、子供たちにきちんと伝えたい。
食の営みとして、
「種をまいて育てて、収穫したら料理して、食べたらきちんと畑に戻す」
という素晴らしいサイクルを伝えたいと思います。
以上、STEAM食育ママでした。