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粒あん入りカップケーキ

みなさん、こんにちは。
STEAM食育ママです。

今日は、おやつにカップケーキを作りました。
昨日ホットクックで炊いたつぶあんを入れた和風カップケーキです。

粒あんは、
あずき150gに、重量比40%のラカント60gと、水450mlで作成。
STEAM食育ママ好みの甘さ控えめな仕上がりです。
もう少し控えてもよいかもしれない。

カップケーキの材料には、
袋通りの材料(ホットケーキミックス200g、卵1個、牛乳130ml)に、
生おから100g、ミックスチーズ少々、粒あん適量も入れてみました。
そして抹茶ラテ。
これで食物繊維、抗酸化作用、カルシウムも強化できました。
結構な量が出来上がりましたが、最近よく食べる3児により完食。

エジプトでは紀元前からイーストを使ったパンづくりが行われていました。イーストには数千年の歴史があるのに対し、重曹を使ったお菓子づくりは今から200年前くらいからと言われています。
重曹はベーキングパウダーの主成分です。

今日は、STEAM食育として、ペーキングパウダーの科学(Science)
に触れました。まず、ベーキングパウダーの仕組みについて。

ベーキングパウダーの主成分はガスを発生させる重曹です。
重曹(炭酸水素ナトリウム)は加熱されると、
「炭酸ナトリウム+二酸化炭素+水」に分解されます。
加熱されると生地の中で、二酸化炭素が発生し、
ぷくぷくとした細かな泡となり生地を膨らませます。
これが膨らむ仕組みです。

発生した炭酸ナトリウムはアルカリ性なので、
カップケーキの生地もアルカリ性になります。
小麦粉にはフラボノイド色素が含まれますが、これはアルカリ性になると黄色く変色する特徴があります。
例えばどら焼きなど、皮が黄色っぽくなっても外観上むしろ美味しそうにみえる場合は重曹を使えばよいのですが、
そうでない場合は、重曹のアルカリ性を中和させる酸性剤を加えた、
ベーキングパウダーを使うのが望ましいのです。

今日は、ホットケーキミックスを使いましたが、
これを子どもに説明してみました。

「このホットケーキミックスには、ふくら粉がはいってるんだよ。ふくらし粉はベーキングパウダーのことね。そしてベーキングパウダーの正体は・・・じゅうそう!」
(反応なし)
「じゅうそうは、加熱すると細かいガスを出すんだよ。
ガスの正体は・・・二酸化炭素!」
「この細かいガスがぷくぷくぷくぷく膨らんで~はい出来上がり。」

本日の反応はふ~ん、と言った感じでしたが、
ベーキングパウダーはよく使うので、次回はクイズにしてみようと思います。パクパク食べてくれたのでこれで良し。

STEAM食育ママでした。

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