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子供の頃から時間を費やしてきたゲームとのお話。
物書きのスタンス。それは様々である。往年の名作家から覚えたての言葉を操る子供まで、十人十色のやり方で文章を書いていると思う。 昔、学校の課題として出される読書感想文や夏休みの日記が苦手だった。成績とか、書いた文の良し悪しとかではない。なんとなく嫌いだと思っていた。 多くの人々が、生まれて初めて程度まとまった文章を書くことになるのが、小学生の読書感想文ではないだろうか。僕は小学生の間ずっと、読書感想文は夏休みの最後の日に適当に書いていた。おかげで入賞とかには、全く縁がなかっ
スペインにやってきて早4日。古都・トレドの絶景を堪能した僕らは、いよいよ首都・マドリードへと向かう。 前回のお話 ①首都・マドリード トレドからマドリードは近い。電車で1時間もかからないほどだ。 金欠学生には高すぎるという理由で昨夜は泣く泣く諦めたパラドールのバーの朝食バイキングでたらふく食べ、名物のエッグベネディクトまで平らげる。 そして案の定食べすぎで気持ち悪くなり、後悔の念が惜別の情を少し上書きしながらもパラドール・デ・トレドに別れを告げ、マドリード行きの電車に
(2021年9月投稿予定で温めていたものです😭) もはや季節の変わり目ごとに投稿していると言っても過言ではない。 今年の東京都心の9月前半の日照時間はかなり少ないらしいが、それでもなお蒸し暑さを感じさせる残暑にうんざりしながら外を歩く。 https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2021/09/16/14096.html こんな日にはそよ風が吹きさらすようなテラス席で、キンキンのビールをひっかけて暑さを忘れたいところだが、某ウイルスの支
こんなに「勉強した感」を感じるのはいつぶりだろうか。 頭に心地よい負荷がかかり、脳内に新しい(もしくは久しぶりの)情報が注ぎ込まれる。2,3回と同じ問いを繰り返し、定着を促す。 こんな書き方をすると大層な資格勉強でもしているのかと思われるかもしれないが、何の変哲もないTOEICの英語を勉強しているだけだ。それも、あと2週間もない研修中のテストに向けて。 それほどまでに、自分の大学生活は堕落し、楽な方向へ直走っていたのか? 大学生ほど、ヌルッとした気分で卒業したことはな
かつて寺山修司はこう言った。 だが、断る。 書を読みながら、街に出るのだ。 ----------------------------------------------------------- 高校生が受験生と意識を変えんとする2年生の冬から3年生春にかけて、目に見えて増えるものがある。 プラスチックの書類ケースである。 受験生は、コンセントのようなマークがついたリュックを背中に背負い、片手にはこのケースを持って登校するのが日常風景だった。 かくいう自分も、お
なつやすみ・一日一冊計画。教養が欲しい。
前回の回顧投稿からだいぶ間があいてしまった。 この間に、たくさんのオンライン面接や、webテストがあった。 今日も、面接の1日前だ。考えていることを整理しようと、ノートを開く。 COVID-19が、かつての「日常」を奪って1年が経ち、なお感染は拡大している。 新しい生活が習慣となりつつも、依然対面でのコミュニケーションを求める人々は多い。その中で、COVID-19が与えた最も大きな影響は、心に強烈な刺激を与え、価値観をガラッと変えてしまうような人・モノ・場所etcとの出会い
「スペインについて一言で言ってください」と、言われたらあなたはどんなイメージを思い浮かべるだろうか。 情熱、闘牛、ガウディ建築、フラメンコ、パエリア、サッカー... これらのイメージは湧いても、一つの国としてのイメージはほとんどないのではないだろうか。実際、僕もそうだった。なんとなく、大学でスペイン語を選んだからせっかくだし行くか、くらいのノリで決めた。けれど、そんな態度に対してスペインは期待を大きく上回ってきた。 これは、僕が2019年夏に行ったスペイン旅行について、思
激動の2020年も締めくくりと言うことで、今年読んだ本を洗いざらい集めてみました。コロナ自粛期間は在宅が増えたものの、あつ森に熱中しすぎてあんまり本は読んでません。残念。代わりに夏休みにめっちゃビジネス本を読みました。kindle unlimitedと宣伝会議様様。 一覧すると、とにかく広告ホリックになっていたようです。多分手つけただけならもうちょいある気はする。それではレッツゴー <マーケティング> 『マーケティングの基本』 『マーケティング戦略』 『空気のつくり方』
全然考えがまとまんなくて文章書けてないけど、今週中にはなんとかしたい🤔
壁を感じた。そのままじゃ、決して乗り越えられないような壁を。 そのインターンは、バチバチとした競争意識の上に存在していた。ただ自己紹介をするときですら、ZOOM上の顔に厳しい視線が注がれていた。 就活中に劣等感を感じさせられることは、何度でもある。それでも、わかっていても、やはり人は落ち込んでしまうものなのだろう。自身たっぷりな喋り方からオリジナリティ溢れるエピソードまで、すべて負けているように感じる。今の自分では太刀打ちできない。そんな気持ちで頭の容量が埋め尽くされてい
書くべきエントリーシートが目の前にある。学生時代に一番力を入れたこと。リーダーシップをとって動いたこと。自分から組織を動かしたこと。 まるで自分のトリセツを書かされているかのように感じてくる。海外でボランティア活動をしたとか、ビジネスコンテストで優勝したとかいう大したエピソードは持っていないし、結局バイトやサークルの「なんとなく」の体験を使ってうまくこしらえなければならない。ここを押せばこう動く。役割と機能を求められて、まるで自分が、独自の属性やスキルを持っているのが当たり
ウェブ上のオンライン合同説明会を聞きながら、スマホを開く。アイデアだの、実行力だの、企業が求めている人材はよくわかる。今年は売り手市場ではなくなるだろう。 今日はまだログボもらってなかったな、と思い、パズドラを開く。 なんだかんだ、続いているゲームだなぁ。 「パズドラ」が流行ったのは中学生の時だ。スマホが普及し、学生でも持ち始める人が増えた。いつでも気軽にできるゲームは新鮮だった。思えばこのスマホゲームの源泉は、オンラインゲームにある気がする。 ● インターネットと、「
2020年、夏。いよいよ就職活動が始まった21歳。突然、自己分析という、重すぎる課題が目の前に突きつけられる。 「ああ、ゲームしてえなぁ」 ふと思う。手元のスマホにはアプリがいくつも入っている。思えば僕の人生には、いつもゲームがあった。 僕が生まれた時代は、新しいゲームがボコボコ生まれてくる、夢のような時代だった。 幼稚園の頃は、ゲームボーイアドバンスを持っていた友達の、ポケットモンスター・エメラルドを羨ましげに眺めていた。そのせいか、ゲームを持っていないのにポケモン