TOEIC Part2の「ズルい解き方」
初めに
こんにちは!トムです。
「ステディングリッシュ」というTOEICコーチングをしております。
最近、TOEICのPart 2が難しくなったと感じていませんか?
質問が間接的で回りくどい返答が増え、特に「質問返し」などが出てきて、ますます難易度が上がっているように思えますよね。
もちろん、英語力の向上が最も重要ですが、スコアをすぐにでも上げたいという方も多いはず。
そこで今回は、TOEIC Part 2の解き方に焦点を当て、最近の傾向を踏まえた「ズルい解き方」をご紹介したいと思います。
ですが、そんなに簡単にはいかないだろうと思うかもしれませんが、そんなことはありません!
練習が必要ですが、それほど難しいことではないので、スコアを早く伸ばしたい方はぜひ最後まで読んでください。
Part 2の解き方のポイント
Part2の解き方のポイント
TOEIC Part 2を解くためのポイントは主に3つです。
文頭に集中すること
勝手に連想しないこと
似た単語は選ばないこと
それでは、これらを一つずつ詳しく解説していきます。
1. 文頭に集中すること
TOEIC Part 2で出題される多くの問題では、文頭に「5W1H」の疑問詞が使われています。
5W1Hとは、What, Where, When, Who, Why, Howのことです。この疑問詞を含む問題は、Part 2では非常に多く出題されます。実際、25問中10〜13問がこの形式ですので、約半分はこのパターンだと言っても過言ではありません。
この5W1Hで始まる質問は、返答の型が決まっているため、比較的簡単に解くことができます。
例えば、以下のような質問文があります。
Where is the accounting department?
(経理部はどこですか?)
返答は「場所」です。例えば、「On the third floor」When can we tour the new factory?
(新工場の見学はいつですか?)
返答は「時間」です。例えば、「The day after tomorrow」
また、What(もの)、Who(人物)、Why(理由)、How(程度)といった形も定型的に返答できるため、これを覚えておけば、約半分の問題が解けることになります。非常にシンプルなので、すぐに実践してみてください。
2. 勝手に連想しないこと
最近のTOEICでは、質問文に登場した単語と関連がありそうな選択肢が出てきますが、これに引っかかってしまうのが落とし穴です。
例えば、次のような質問文があったとしましょう。
How much juice does the recipe call for?
(レシピにはどのくらいのジュースが必要ですか?)
これに対して、「With a lot of fruits」(多くのフルーツを使って)という選択肢があると、juiceとfruitsが関連しているように見え、連想してしまいがちです。しかし、これは正しい返答ではありません。
こうした連想できる選択肢はしばしばひっかけ問題となることが多いので、注意が必要です。
また、似たような状況で次のような例も出題されることがあります。
How is this suitcase different from others?
(このスーツケースは他のものとどう違いますか?)
Let’s try another hotel
(他のホテルをあたってみよう)
ここでも、suitcaseとhotelという単語が連想しやすいですが、この返答は成り立ちません。連想して選ぶのではなく、文脈に合った答えを選びましょう。
3. 似た単語は選ばないこと
これも非常に多く見かけるひっかけ問題です。設問文と選択肢の単語が似ている場合でも、音や意味が違う可能性があります。
例えば、次のような質問文が出題されることがあります。
Is it supposed to rain today?
(今日、雨が降るんだよね?)
この質問文に対する選択肢として、以下のようなものが出てきます。
The train will depart soon
(電車が出発する)
ここでは、rainとtrainの音が似ているため、つい選んでしまいがちですが、これが不正解となるパターンです。
また、単語の品詞が異なっている場合も選ばない方が良いです。例えば、rainとrainingといった形です。これも不正解の可能性が高いので注意しましょう。
最後に
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、次回のnoteでお会いしましょう!