秋の森🍂かわいいあの子たちに会いに行こう【後編】
秋の森には魅力がたくさん詰まっています。
それは、前回ご紹介した遊歩道の周りで出会ったきのこ🍄だけではなく、頭上や目を凝らさなければ見えない小さな世界にも。
🍄きのことの出会いを楽しんだ前編はこちらから↓↓↓🍄
森のアイドル 野鳥たちを探して
サンクゼールの森では、約60種類の野鳥が過去の調査で確認されています。
森の中に近づくだけで様々な音のさえずりが聞こえてきます。
可愛らしい歌声。なかなか見ることができない、愛らしいであろう姿。野鳥はまるで森のアイドル!
森の中でさえずりが聞こえると、野鳥観察を趣味とするMさんがサッと双眼鏡を目に当てます。
Mさん曰く、秋は比較的野鳥と出会いやすい季節。夏に生い茂っていた落葉樹の葉が落ちて枝だけになっているからです。
秋から冬にかけては渡り鳥が日本に渡ってくるので、色々な種類の野鳥たちが姿をみせてくれることもあるそうです。
そして、野鳥の好む実のなる木があればなおさら出会える確率アップ!
この森にもありました!野鳥が好む実をつける「ツルマサキ」という木が!ここで出待ち(?)すれば、あの子に会えるかも……
残念ながら、この日は野鳥の姿を目にすることはできませんでした。が、別日にMさんが4日間昼休み中に森に入ったところ、ゴジュウカラやコゲラ、カワラヒワなど可愛らしい野鳥の姿や声を確認できたそうです。
ちなみに、春先もまだ枝に葉が少なく、野鳥たちは恋の季節で盛んにさえずるためバードウォッチングに適しているとか!
春先にはわたしも双眼鏡を用意して、森に入ってみようかな~♪
世にも不思議な生命体 粘菌
野鳥観察好きが高じて、野鳥が住む森にも心惹かれているというMさん。きのこを探している際に、何かを見つけてハイテンション気味に共有してくれました!
それが、これ!
5mm前後のちい~さなきのこ?がたくさん……?
こちら「粘菌」というものだそうです。なんと植物でも動物や昆虫でも、ましてや(菌という字がついていながら)菌類でもない生き物!
Mさんに参考となるHPを教えていただき、目を通して衝撃を受けました!
粘菌というのは胞子から生まれます。生まれてすぐはアメーバ状で、移動しバクテリアなどを食べます。成長すると、ニョキニョキと上の写真のようなきのこや種類によってはサンゴのような姿になる。そして、また胞子を飛ばして子孫を残すそうです。
なんとも、不思議な生き物が世の中にはいるものです!!
森の中に生息しているものの、小さい上にアメーバ状になっていれば見つけにくい。Mさんも実物を見たのは初めてとのことでした。
森の散策は「愛好家」さんと
前回ご紹介したきのこ、野鳥、そして粘菌との出会い。実はこれ、お昼休み40分くらいの出来事です。寒い時期の森の魅力を知った本当に濃い時間でした。
わたし一人で森に入ったのでは、そのほとんどを見つけることが難しかったと思います。粘菌に至っては、例え運よく見つけられてもその素晴らしさを1㎜も理解できなかったと思います。
わたしたちの会社、(株)サンクゼールには自然や山、そこに住む生き物への興味を持つパートナー(従業員)が多く働いています。この森の中にメインオフィスを構えていることも要因の1つかもしれませんね。
サンクゼールの森がある信濃町の今日(2024/12/27)の最高気温は予報で1℃!正直、籠っていたい。でも、この時期にしか出会えない森の景色や活動が気になる!
晴れた日にまた森関連の愛好家パートナーさんと一緒に森に入りたい!と楽しみを膨らませる今日この頃です。
【参考HP】
ほぼ日刊イトイ新聞/粘菌のはなし。
この森とサンクゼールの出会いや、想いを綴ったこちらも読んでいただけると嬉しいです。↓↓🌳🌳🏢🌳