Q 『寡黙だけど高学歴でスポーツマンな人と、学業や運動は真面目にせずお喋りとバイトばかりして来た人。特に営業職に向いているのはどちらか?』
Q 『寡黙だけど高学歴でスポーツマンな人と、学業や運動は真面目にせずお喋りとバイトばかりして来た人。
特に営業職に向いているのはどちらか?』
A 寧ろ、前者ではないかと考えられます。
一流の営業マンて言うのは、饒舌ではありません。
例外無く訥弁だそうです。
つまり、口下手ですね。
口下手の方が、誠実に見えるのです。
遠い知り合いが、マンションを購入したときの営業マン。
おどおどして、口下手との事でした。
軽い軽侮の気持ちが湧いたのですが
結局契約してしまいましたと言う事です。
そう言うタイプだったので、
疑問点は何でも気安く聞けたのですね。
それに、ウソなんか言える人間ではないように思えていたそうです。
後で聞いたら、その営業マンは社内でも第一級の凄腕の営業マンだそうです。
○□と言う、マンション販売日本一の会社です。
立て板に水の饒舌な営業マンなんてのは信用されません。
ついでに。
大平正芳と言う総理大臣がいました。
彼は非常に口下手で、あ~、とか
え~、とかが多かったです。
彼が米国で演説したのですが、非常に誠実だ、と言う事で評判になりました。
あ~、とか、え~
と言うのが、一生懸命考えて
喋っている、と思われたんですね。
雄弁家の多い米国では新鮮に感じられたのでしょう。
営業マンに一番大切な資質はなんだか知っていますか?
誠実な事です。
詐欺師のような口の上手い「セールスマン」の話ではありません。
営業マンは「仕事」そのものをお客と一緒に創る仕事です。
営業マンで優れた仕事を残している人に共通する唯一の特徴は、誠実な事だけです。
人に対しても、約束に対しても誠実な人は信頼され、大きな仕事を任せられます。
どちらが営業マンに向いているかはわかりませんが、
後者が現時点では戦力評価として「マイナス」があると思われます。
自分の与えられた事に関して「真面目にせず」これが誠実さに欠けるからです。
前者は一見「プラ・マイ・ゼロ」です。
スポーツ「マン」の「マン」に真剣さが伺えますので、その知り合いの方であれば前者と面談します、後者とは面談しませんと言う事でした。
では、では。
m(__)mm(__)m(^^)/