サステナブルアイランド石垣

20年後の石垣島が、社会も経済も環境も、豊かで幸せな島であるように。 サステナブルアイランド石垣(SII)は多様な人がつながるプラットフォームです。 石垣の自然を愛する支援したい人と 支援できる人がつながり、 無理なく楽しく確実な変化を起こしていこう。

サステナブルアイランド石垣

20年後の石垣島が、社会も経済も環境も、豊かで幸せな島であるように。 サステナブルアイランド石垣(SII)は多様な人がつながるプラットフォームです。 石垣の自然を愛する支援したい人と 支援できる人がつながり、 無理なく楽しく確実な変化を起こしていこう。

マガジン

  • 陸×海 Reef-Land プロジェクト

    「陸×海 Reef-Land プロジェクト」は石垣島で山から海までのつながりを考え、環境に配慮した取り組みで持続的な島づくりに貢献している方をご紹介するプロジェクトです。SIIではこのような生産者・事業者さんを応援し、もっと多くの人へ取り組みが広がるように順次紹介し、同じ想いを共有する地元のマーケット、消費者、サポート企業とつなげることで経済を応援していきます。

  • イベントレポート

  • 学びのリンク

    「学びのリンク」では、環境問題って難しそう…とか、テキストで読んでもいまいち実感が湧かない🤔という方にまずは映画で知ることから始めよう!という事でおすすめの映画や動画などを紹介しています。https://www.stbisg.com/learningresources

最近の記事

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石垣島とサンゴ礁〜私たちに出来ること〜

サステナブルアイランド石垣から、今一番伝えたいこと。 沖縄地方を大きな台風が通り過ぎてゆきました。 大きな被害がなさそうで良かった、というと共に聞こえてくるのが 「これで海がかき混ぜられて水温が下がるね。サンゴが復活してくるといいね。」という声。 私達にできることは、自然の力に任せて祈ることだけなのでしょうか? サンゴの事を心配している人にも、よく知らないなぁという人にもぜひ知っていただきたい事があります。 ※以下は台風11号が来る前、8月23・24日にFacebookに

    • 豊かさを再定義する~自然のバランスの中で生きること~石垣島唯一のサバニ船大工 吉田友厚

      石垣島北部、平久保半島に位置する久宇良(くうら)。静かな集落の中に、サバニの造船所がある。サバニとは、木材を組み合わせて造る「本ハギ」という昔ながらの工法で造られる小型の無動力船で、現代においては木造ではない動力船も活躍している。南西諸島において、古くから漁業や荷物の運搬などに使われてきた。今回は、石垣島唯一のサバニ船大工である吉田サバニ造船の吉田友厚(よしだ ともひろ)さんにお話を伺った。(2024年2月) 石垣島で唯一のサバニ船大工 19年前、石垣島に移住して初めて買

      • サンゴのトークイベント開催!

        サステナブルアイランド石垣では2024年最初の企画として1月18日にトークイベント「時間と地域を横断した記録からサンゴの未来を考える」を開催致しました。 沖縄本島で海洋保全活動に長年従事されている日本自然保護協会の安部真理子さんを特別ゲストに迎えた今回のイベント。 当日会場となったチャレンジ石垣島のイベントスペースには、サンゴ保全や環境問題に関心のある方やマリン事業に従事する方だけでなく、たまたま観光で島を訪れていた方まで、幅広く約40名の方々にお集まりいただきました。

        • 2024 自然にやさしい一年にしようキャンペーン

          2024年、一緒に自然を守る行動をしませんか? サステナブルアイランド石垣は、人の暮らしから、自然を守るための活動をしています。 2023年も地道な活動を続け、石垣島周辺海域の水質改善に関して八重山ローカルSDGs推進協議会を通じて石垣市議会に誓願書を提出し、全会一致で採択されるという大きな一歩へとつながりました。 今年も20年後の石垣島が豊かで幸せな島であるように、まだまだ草の根的ですが、地道な活動を継続していきます。 みなさまも、サステナブルアイランド石垣のサポー

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        記事

          2023年の活動報告

          2023年はたくさんの方やパートナーチームに支えられ、活動してまいりました。 石垣島の事を想う市民が始めた小さな私たちの団体が、人や時間、資金なども少ない中で、多くの実績を積み重ねてこられたのは、関わっていただく多くの人や団体、イベントなどにご参加いただく皆様のおかげです。 2024年はさらに活動の幅を広げ、また深めてまいりたいと思いますので、引き続きのご支援をお願いいたします! 【4月】 一般社団法人化 行政や企業との協力・連携を強め、八重山全体の政策や実践において水

          暮らしは自然のサイクルと共に。八重山の民具の奥深さに触れる石垣島・大里売店

          南ぬ島石垣空港から車で5km程北へ進んだところにある大里売店。大里集落内にある売店として地元の人に愛されながら、八重山の素材を使った様々な民具の販売やワークショップを行う、密かな有名店でもある。オープンして2023年12月でちょうど4年になるという、この店を切り盛りする徳光修子さんにお話を伺った。 大里売店のはじまり 「私、もともとやちむん館 (注1) にいたの。その時に白保のおじいとかが納品に来ていたのをきっかけに民具に興味を持ってね。白保は民具作りが盛んで、作っている

          暮らしは自然のサイクルと共に。八重山の民具の奥深さに触れる石垣島・大里売店

          ”サンゴ保全連隊シン・サンゴレンジャー”石垣市にサンゴ礁保全のための庁内連携チーム発足!

          先日、石垣市に全庁横断でサンゴ礁保全に取り組むための8課連携チームが発足しました。 環境課・企画政策課・畜産課・農政経済課・下水道課・水産課・観光文化課・学校教育課がこれに含まれ、複合的な問題解決が必要となるサンゴ礁保全へ、施策実施において協働できる体制となります。 SIIでは、先にご紹介した「要望書」を4月にまとめ、その後環境省や石垣市議会議員宛に働きかけをして来ましたが、かねてから下水道の問題を議会へ熱心に届けられている石垣達也議員のご紹介により、石垣市長にも要望書を

          ”サンゴ保全連隊シン・サンゴレンジャー”石垣市にサンゴ礁保全のための庁内連携チーム発足!

          サンゴのための水質改善を考える

          サステナブルアイランド石垣では、石垣の社会や経済の礎ともなるサンゴ礁の保全に必須となる島の周りの水質改善について、全体的な目標値を定める「サンゴの海にふさわしい水質基準」の条例化、そして排水対策の改善について行政への「要望書」を今年4月にまとめました。 これがこの度、八重山ローカルSDGs推進協議会を通じ正式な誓願書という形で石垣市議会へ提出され、9/8の参考人説明を経て総務財政委員会で全会一致で採択されました!この要望は12月から正式に議事として審議されることになります。

          サンゴのための水質改善を考える

          SII×やえやまファーム パイン収穫体験ツアーレポート

          パイン王子のこだわり お天気にも恵まれ、青空の下で始まった収穫体験ツアー。早速、パイン王子こと農産部部長の山中広久さんから、循環型農業についてお話を伺います。畜産部で出る牛糞を肥料として活用していることや、請福酒造さん提供の泡盛のもろみ粕を畑の表面に撒いてアミノ酸豊富な土壌をつくることなど、有機栽培の工夫について説明してくださいました。 「えひめAI」という、納豆、ヨーグルト、ドライイーストをグラニュー糖で培養したものを使って芯ぐされなどの病気をおさえているそうです。芯ぐ

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          石垣の塩ー300年の島の伝統を受け継ぐ、月の満ち欠けににあわせた塩作りと「サンゴと森の環境バランスプログラム」

          石垣島の西側、名蔵湾に面した「石垣の塩」の工房。原料は海水のみで、「何も足さない×加えない」「人と自然にやさしく」をコンセプトに塩作りが行われています。美味しい塩を作るには綺麗で豊かな海があることが大前提。石垣の塩は海に対する感謝を忘れず、日々自然に寄り添った塩作りをしています。今回はそんな石垣の塩の代表、東郷得秀さん(以下、通称とくさん)にお話を伺いました。 自然に寄り添い、継続できる塩作りを目指す 石垣の塩工房の裏には名蔵湾が広がり、海水を汲みあげる取水パイプがサンゴ

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          SII主催講演会 『石垣島の海のお話し 環境と観光のバランスを考える』

          サステナブルアイランド石垣主催講演会 『石垣島の海のお話し 環境と観光のバランスを考える』 Supported by ロート製薬「海をおもう日焼け止め NEXTA」 夏本番の石垣島には美しい自然や海を楽しみに、たくさんのゲストが来島します。 とりわけ世界でも有数のサンゴ礁「石西礁湖」は、サンゴはもちろん海洋生物も多様でダイバーのみならず人気のスポットです。 一方で、近年ではサンゴの白化現象や海洋ゴミなどの環境問題も広く知られるようになってきました。 世界的な地球温暖化だけでなく地域からの水質汚染や日焼け止めなど、石垣島周辺の海やサンゴ礁が危機的状況にあるのも、また事実です。 課題は数多くありますが、観光が基幹産業となるこの石垣島で私たちに何ができるのか。 そして同様の問題を抱える世界の他の地域ではどんな活動が行われているのか。 グレートバリアリーフで長年サンゴの保全活動や環境学習に携わられてきたプロダイバーでフォトグラファーでもあるJack Fukushimaさんに、ご自身の経験や活動も交えてお話を伺いました。 石垣島の海が好きな方はもちろん、ダイビング・シュノーケルなどマリン業に携わる方、マリンアクティビティーが好き!という方もぜひご視聴ください。 ■開催日時:2023年7月19日(水)19時〜20時30分 ■会場:イベント&コワーキングスペース チャレンジ石垣島 ■登壇者:Naoto Jack Fukushima/中家勝則(ロート製薬・やえやまファーム) /大嶋弥生(SII) 【サステナブルアイランド石垣(SII)】https://www.stbisg.com 20年後の石垣島が、社会も経済も環境も、豊かで幸せな島であるように。 サステナブルアイランド石垣は、2021年4月22日 Earth dayに誕生したコミュニティで、多様な人がつながるプラットフォームです。 2020→2040年に向かって今しなければならないことを見つめ、 持続可能な未来のために環境保全のビジョンを作ります。 そのために、身近にある深刻な島の環境問題をわかりやすく市民や観光客に知ってもらい、みんなで問題解決につなげるためのプラットフォーム作り、情報発信、政策提言、協働の提案をしていきます。 【寄付サイトSyncable】https://syncable.biz/associate/stbisg... 継続的な活動のため、サステナブルアイランド石垣では寄付を募っています。 頂いた寄付は勉強会やイベント運営のほか、他団体や行政と共同するプロジェクトのための団体運営費用として使用いたします。 皆様からのご支援を心よりお待ちしております。

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          一般社団法人設立のお知らせ

          2021年4月22日より任意団体として活動を開始したサステナブルアイランド石垣は2023年4月17日に法人化し、一般社団法人サステナブルアイランド石垣となりました。 今後はSIIの掲げる理念を達成する為、行政や企業との協力・連携を強め、八重山全体の政策や実践において水質を通じたサンゴ礁保全と長期的な環境保全ビジョンの浸透を実践してきいますので今後ともご支援及び、ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 学び・繋がり・行動する〜サステナブルアイランド石垣〜

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          生命は変化しながら続いていくー生きる命の百景色を撮らえ発信し続ける写真家・南條明

          今回は、ホテルエメラルドアイル石垣島で開催された「サンゴ万年の願い 生命百景色 南條 明 写真展 ※1」の会場にお邪魔した。 ※1 写真展は2023年7月30日に終了 海と山はつながっている 今朝はサトウキビ畑に行っていて…と汗を拭きながら登場した南條さん。 「島の魅力は海だけじゃなくて、素敵なところがたくさんあるので、海の中だけでなく、サトウキビ畑や、星空なども撮影しています。海と山はつながっているという感覚がすごく大事だなと思っています」 海と山はつながっている、す

          生命は変化しながら続いていくー生きる命の百景色を撮らえ発信し続ける写真家・南條明

          アースクリーン祝1000日!新しい価値を創造し、人の心にイノベーションを起こし続ける 縄文企画・田中秀典

          田中秀典さんといえば、毎日石垣島でゴミ拾い=アースクリーンしてる人。周囲からはヒデさん、と呼ばれ親しまれている。全国でレジ袋が有料化した2020年7月1日にビーチクリーンを始めた。始めは100日チャレンジとしてスタートしたのだが、2023年3月27日についに1000日目を迎えた。「当初は続けられるかどうかの自信もなかった」と振り返る。 ゴミ拾い→アースクリーンへ 取材に伺ったのは、ヒデさんが立ち上げた「合同会社縄文企画」の事務所。石垣島には、北部に行けば360度人工物が見

          アースクリーン祝1000日!新しい価値を創造し、人の心にイノベーションを起こし続ける 縄文企画・田中秀典

          目指すのは引き算の農業。何も無駄にせず自然の力を引き出す、やえやまファーム・パイン王子の挑戦

          島の豊かな自然を守るため、「ファームの外から何も持ち込まない、何も捨てない」という循環型農業を実践するやえやまファーム。パインを愛してやまないパイン王子こと、農産部部長の山中広久さんに、お話を伺いました。 やえやまファームが実践する循環型農業 やえやまファームは、美しい名蔵湾を見下ろす崎枝の高台にある。畜産・農産と食品加工、商品開発、販売までを一環して手がけ、循環型6次産業を実践する。「ファームの外から何も持ち込まない、何も捨てない」という循環型農業では、豚の糞を牛の牧草

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          アクセサリーは伝えるための手段。いにしえの心を伝えるストーリーテラー R’s story 中村玄斗

          八重山の貝を使ったアクセサリーを製作販売するR’s story(アールズストーリー)。店主の中村玄斗(なかむら げんと)さんに、お話を伺いました。 サンゴの海との出会い 「貝は最古のアクセサリーなんですよ」と、くしゃっと笑いながら話し始めた玄斗さん。瀬戸内海と日本海に挟まれた、山口県の生まれ。父は考古学者で、埋蔵文化財の発掘調査などをしていた。調査のために外国に行って1年帰って来ないのはざらだった。玄斗さんが小学校4年生のとき、久しぶりに帰ってきた父と過ごすのが嬉しくて、

          アクセサリーは伝えるための手段。いにしえの心を伝えるストーリーテラー R’s story 中村玄斗