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【備忘録】空港規模の変化

"日系航空大手が2020年3月の羽田空港の国際線発着枠の拡大に合わせ、羽田から欧米の都市に就航する発着便を大幅に増やす。全日本空輸(ANA)はミラノなどに新たに就航し、現在の2倍の18路線にする。日本航空(JAL)も米国方面を中心に拡充し、両社合計の羽田発の欧米路線数が成田発を逆転する。羽田の欧米路線の増強は両地域からの訪日外国人旅行客(インバウンド)の増加に寄与しそうだ。” ----日本経済新聞

要点

1:羽田空港が国際線発着数の枠を増やす.
2:空港の動きを受け,日経航空大手が欧米の年に就航する発着便を大幅に増やす.
3:元々は成田が国際線向け,羽田が国内線向けを中心に運行していた.羽田空港が国際線発着数の枠を増やす.

・羽田空港が国際線発着数の枠を増やす.

十年に四本目の滑走路が開設されて以降,羽田が徐々に国際線を拡充.現在は全ての航空会社の合計で羽田は約30都市,成田は約115都市の国際線を持つ.成田は格安航空会社(LCC)を含め引き続き羽田を上回る国際路線を持つが,ビジネス客の多い長距離便の羽田シフトが強まる.

・空港の動きを受け,日経航空大手が欧米の年に就航する発着便を大幅に増やす.
 欧米路線について,ANAは来年三月以降に成田発のサンノゼやワシントンなどの米国四路線を羽田発に移管する.サンフランシスコ,ミラノやイスタンブールなど五路線を新規に就航.十八路線に倍増する.一方で成田発の路線は現在の十路線から七路線になるそうだ.オリンピックにむけて旅客機を使うお客さんが増えるのを見越してるんだろう.

 JALも現在,羽田から欧米4路線に就航しているが,十路線前後に増える見通し.成田は現在の十路線から減り,羽田初の欧米路線が成田を上回る.ANAとJALの欧米路線数の合計は羽田発が27前後,成田発が15前後.

・元々は成田が国際線向け,羽田が国内線向けを中心に運行していた.羽田空港が国際線発着数の枠を増やす.
 1978年の成田空港の開港以来,長らく成田は国際線,羽田は国内線を主軸にした空港として運営されてきた.
 羽田はビジネスのほか欧米からの国際線と日本の国内線をつなぐインバウンド向け航空としての性格も強まる.成田は国際線どうしの乗り継ぎやLCCの拠点の色合いを強めることになる.


 いつも混乱するんだけど,羽田が東京.成田が千葉……だった.国内線を使うなら羽田を使えばいいはず…….どこの空港を使えば安いかどうかなんて,旅行会社のホームページを使って横着するものだから,いちいち調べていくとかなりの手間になるのだろうなぁ.


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