Gutsヒロのスイーツ・ストーリー:夢の一歩から広がる未来
Gutsヒロです。開業してからもう4ヶ月以上経ちました。「夢の一歩」から続く楽しい世界を感じている日々です。お菓子作りを通して沢山の人と出会い、思いを共有できていることに幸せに感じています。
そんな私ですが、今月から新たなチャレンジを沢山しています。
1つはネット販売やSNSの写真をうまく撮れるようにnoteで知り合った「ゆうか」様に、写真の撮り方を学ばせていただくことになりました。
ゆうか様は、Food Design Lab(FDL)の卒業生でフードデザイナーです。お菓子や料理をより美味しく撮るためにプロになった方です。
最初、私がnoteを始めた頃、お菓子作りをしている人のnoteを見ていたら上手にお菓子を作っている人がゆうか様でした。文章を読むとFDLで写真を撮る修行をしているとのこと。FDLについて調べたら、私はとても興味がわきました。なぜなら自分の撮るお菓子の写真は美味しく見えないからです。けど、FDLに入学するのも敷居が高いし、お金もないしなぁ。。。と思ってたら、ゆうか様がFDLを卒業し、「ビジネスを始める」noteを見てすぐにメッセージを送りました。
そして、現在はお菓子を作って撮った写真をゆうか様に送り、写真から出てくる課題とアドバイスを頂いているのです。そのアドバイスがプロ視点で長文でたくさんのことを教えて頂いてるのでとても勉強になっています。思い切ってお願いしてよかったです。
まだまだ、課題も修正点もありますが、最近撮った写真をご覧ください。
たくさんの写真や雑誌を見てもっと勉強して、色んな写真を撮ってチャレンジしていきたいと思っています。ゆうか様の協力もあって自分の可能性がまだまだあることに喜びを感じています。
ゆうか様のお菓子は上手に作られており、写真がとっても綺麗に撮れています。ぜひ興味ある方は、インスタグラムInstagram(@futayasumi0507)
https://www.instagram.com/futayasumi0507
のリンクをぜひ見てください!見るだけでうっとりする作品が沢山見られます!
皆様、写真を見てお気づきかもしれませんが、Gutsヒロがまた新しいケーキ作ってるなぁって思いましたか?
実は、Instagramや身近な人にある企画を話しています。それは、
月に1回の店頭販売(オープン)の企画です。
そうです。Gutsヒロの挑戦はもうここまで来ています。今の生活に支障ない程度をベースに、やりたいことをとことんやろう!という思いです。
その、企画で試作で作ったケーキがこちらの2種類のケーキです。
まだ、試作段階なので変更があるかもしれませんが、美味しいケーキだけが目の前にあるのですが、看板もないし、チラシもないし、お店を開く状態では全くないのですが、気持ちだけが発進しちゃってる状態です(笑)
でも、この2種類のケーキに思いもあって、もし私のお店がオープンして私が作ったお菓子を食べた時に皆様には、
「私と同じ感動を味わってほしいのです。」
1つは私が幼い時に食べたクリスマスケーキの感動です。プレゼントの箱を開けて、ご馳走の料理を食べて、最後にケーキを切り分けて家族みんなで食べる瞬間のあの幸せで思い出溢れる感動の時間です。
2つめは20代の未熟な私は、パティシエの巨匠弓田亨様の専門書で夢と希望を頂きました。そして、
「いつか弓田亨様のお菓子を食べたい。」
大事な貯金を使って代官山のイルプルーシュルラセーヌに行きました。そこで食べた弓田亨様の代表作の1つブランマンジェを食べた時の感動です。私は、弓田亨様には全然及びませんが、パティシエとして私のお菓子を食べた時には、「お店に来てよかった!」と幸せに満ち溢れるようなお菓子を提供したいと思っています。
技術や知識もお菓子作りの要素として必要ですが、私が本当に皆様に提供したいのは「幸せ」です。私が沢山の人から愛されてパティシエになれたこと、お菓子作りを通して幸せを提供したい、それが私のお菓子作りの根底にあるものです。
店頭販売をするにあたり、私の地元で活躍されているコンサルタントのS様と1週間前にお話ししました。S様はもちろん、店頭販売にあたり準備する事や物、手配などもできるエキスパートです。
しかし、S様から私はとても大事なことを再確認されました。それは、
「ケーキを食べてもらった人にどうなってもらいたいですか?」
私の作るケーキは様々な思いがあります。幼い頃、貧乏でケーキが買えず手作りのクリスマスケーキを作りました。29歳という年で専門学校に入学し、パティシエにやっとなれたこと。その他にも語れば山ほどの理由や苦労話はあります。
しかし、S様は私に言いました。
「もう、そういう理由や思いでお菓子作るのやめましょう!お客様に幸せになってもらうために作りましょう!」
そうです。私はケーキを作るのに自分の思いが多すぎていたのです。表現で言うと「重い」のです。私は、S様に考え方を沢山学びました。コンサルタントで予約した相談時間のほとんどは気持ちのカウンセリングと言ってもいいでしょう。
私はとても大事なことに何度も「ハッ!」と感じたことでしょう。この話をするのはこれまでのnoteも含め、今までお菓子作りをしていた私の「反省」です。
幸せを提供するパティシエがこんな思いでお菓子を作っていたなんて、なんと恥ずかしいことでしょう。
noteでは私のストーリーも1つの物語として楽しんでいただければ幸いですが、本当に重い気持ちにさせてしまっていたとしたら申し訳ない気持ちでいっぱいです。
S様に気づかせて頂いた本当の使命。夢を提供する私は、本当に大切なことを胸に、店頭販売に向けての志を改めることができました。
いつの日かの話ですが、私がnoteで自分のお店を持つことになった時に「夢」と言っていたのですが、ある方のメッセージで、
夢ではなくて使命と言いましょう。
と言われました。技術や知識ばかり追いかけていた私は、大切な思いが置いてけぼりだったのでしょう。言葉がうまく表現することができませんでした。
夢の一歩から広がる未来は、パティシエの私が本当になりたかった理想のパティシエになる未来でした。
沢山の方々に手伝って頂いて、沢山のことを教えて頂いて、私が私らしくなるために日々歩むことができています。本当に感謝でいっぱいです。これもnoteを教えてくれたS様。noteで繋がってくれた方々のおかげです。
皆様の思いを胸に幸せの時間を過ごしていただけるよう、精進してまいります。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
Gutsヒロ