伝えることってどんなこと?
社会人であれば仕事でTRをしたり自分が持っている情報を伝えることは多々あると思います。その際、自分が伝えようとしていることについての理解度について意識している人はどのくらいいるのでしょうか。
まず自分が伝える情報を100%で表すとします。 伝える精度で「低・中・高」に分類しましょう。 0~30%が【低】、40~70%が【中】、80~100%が【高】とします。 このとき自分が伝えることの理解度が【高】でなければ教えることを1度ためらってほしいものです。なぜなら、自分が精度高く伝えられなければ伝えられた側はそれ以上の成果は見込めません。あるいは自分が伝えた情報の精度が高くないと自覚しているのであれば「◯◯さんの方が詳しいからまた後で聞いといてもらえる?」などといったコミュニケーションを取るべきだと思います。 周りを見渡してみると何も意識せずに持っている情報を伝え、別のところで他の人に付け加える形で前者で得た情報についてインプットをしていく光景がちらほらと見受けれます。
このことを意識せずに伝えてしまうと伝えられた側がまた別の人に教える時も教えられていないのでそれ以上の成果は出ず、組織において人数が多いとそれが伝染病のように蔓延していきます。
「最初が肝心」とはよくいったものでそのあとに足りなかった部分を伝えてもなかなか身につかず同じことの繰り返しなのです。