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《K-1》WORLD MAX 2024 7/7 70kgトーナメント 感想

⚠まだ詳細を知らない方に関してはネタバレになりますのでご了承ください。

ABEMAでPPVを購入し視聴しましたが、とてもハイレベルな試合が見れて満足しています☺️

順番に振り返っていきます!

『トーナメント準々決勝①』
1R 良いテンポで重いキックを繰り出すブアカーオ。避け方が巧みでした。このラウンドは互角に思いました。

2R ブアカーオが省エネに切り替えてましたね。ストーヤンの見事なタイミングで、想像以上に伸びたハイキックでした。ブアカーオ1ダウン。これは大きい🧐

3R ブアカーオがパンチ主体で圧力かけていましたが、ストーヤンのタフさ、防御力の高さが際立っていました。

※ ストーヤン 3-0で判定勝ち✨
ブアカーオは未だに世界トップクラスと闘える強さを持っていました。昔のスピードや蹴りの散打はありませんでしたが、パワーと躱す技術、防御力が増していました。ワンマッチだったら世界トップレベルと絡めるのではないか?と期待もできる勇姿でした😍

ストーヤンは攻撃一つ一つのキレと思い切りが良く、スタミナもあり、体格も恵まれている印象。そして、試合後に、最大限の敬意を表していたストーヤンがとても格好良かった👍

この試合がメインカードでも良いくらい素晴らしかったです!

『トーナメント準々決勝②』
1R 190cmの長身であのステップワーク、攻撃は全く当てられないかと思いましたが、フェルドンクの圧力が相当強い。何発もシルバにキレの良いパンチを当てていました。当てていましたが、これまた恐ろしいシルバの頑丈さ😳
それに、前蹴りで距離をとったり、レミー・ボンヤスキーを思い出す、しなる鞭の様なローキック。13cmの身長差を見ていて感じたラウンドでした。

2R フェルドンクはかなり打たれ強い。鬼気迫るインファイトに圧倒されているシルバ。
シルバはリングの戦い方が非常に上手く、このラウンドは多少休んでいるのかなと思いました。確実にフェルドンクにポイントがつくラウンドでした。

3R 膝、飛び膝、上段後ろ回し蹴り、フットワーク、シルバは蹴り技多彩な選手ですね。リーチが長くて、一見技がキレているようには見えないけれど、確実に破壊力のある当て感の良いパンチ。セミー・シュルトを彷彿とさせるものがありました。フェルドンクも一発一発が魂の籠もった攻撃を繰り出していましたが、あのダウンは惜しかった😩
お互いに出し尽くす死闘でした👍

※ シルバ 3-0で判定勝ち✨
和島選手と対戦した時には正確に分かりませんでしたが、ダリル・フェルドンクのキレのある攻撃とプレッシャーは本物でした。
結果的には、デング・シルバが1ダウンを奪うことが出来ましたが、何度かダウン判定を受けてもおかしくない攻撃の食らい方はしていました。
ただ、リングの使い方、スタミナ消耗した際の休むステップワークの上手さ、シルバには分析能力の高さや闘う技術がありました。それがクリンチワークではないのが良かった!!

『トーナメント準々決勝③』
アキモフこんなに強かったんか…?😳
バックハンドブローをいつでも打てる様な独特な構え。
1R 終盤、完璧なタイミングのボディストレートでとても鈍い音がしました。まさに一撃でした。

2R 早々、アキモフのボディパンチでマウスピースを吐き出すダウン。
※アキモフ 2RTKO勝ち✨

ただ、バクボードの攻撃をあれだけ受けてしまう闘い方は危険だと思いました。ちなみに、アキモフは減量無しで70kgらしいので、今後は65kg等でも試合が見込まれますね。
ここは予想が外れました😂

『トーナメント準々決勝④』
1R ムシンスキの速いパンチのコンビネーションが凄い。回転の速い連打に強烈なボディが必ず入っている恐ろしさ。それだけではなく、コンパクトでも重くローキックが上手い。
マラット・グレゴリアンやアンディ・サワーの様なプレッシャーをかけていくスタイルでありながらと、全くスロースターターでは無い圧倒的強者なスタイル😳

2・3R アカピャンがムシンスキのプレッシャーを、フットワークを使って避けながら攻撃できたら…
ムシンスキの普段の体重何kgあるんだろう??
フィジカルの凄まじさ、体が分厚過ぎました。
あれだけアカピャンの鋭い攻撃を受けまくっても、全く軸が振れない。びくともしない。
しかも、無尽蔵なスタミナがある。
※ムシンスキ 3-0で判定勝ち✨

『トーナメント準決勝①』
ストーヤン VS デング・シルバ
1R お互いにローキックを効かせ合う展開で互角に見えました

2R ストーヤンがパンチを貰った直後、ここぞとばかりにシルバはパンチの突進。世界トップレベルの強さですね。見ていて興奮します。
ストーヤンのローキックの頻度👍
実際、シルバはスリップなのかもしれない倒れ方で、ダメージの少ないダウンではありましたが、ダウンを取られても致し方ない倒れ方をしちゃっていたのかと思います。これは惜しい。。。

3R シルバはあれだけ顔面にパンチを打たれてるのに倒れませんね。見た目以上にタフだ。
ストーヤンもダメージの残るローキックを度々もらいながらも一切攻撃を止めないで、気持ちで攻め続けました。
事実上の決勝戦と言ってもおかしくないハイレベルな死闘でした。
シルバはこの先、K-1 MAXのトーナメントが開催され続けたら、いつかは優勝できる実力がありました。
※ストーヤン 3-0で判定勝ち✨✨

『トーナメント準決勝②』
アキモフ VS サンチェス
1R アキモフの謎のプレッシャーの強さ。見てる側は本当に理解できない何かがアキモフにはあるんだと思いました。リザーバーのセルジオ・サンチェスは、リザーブファイトで脚のダメージがかなりあるので、もっとアキモフがローキック蹴れればいいなともどかしく観てました。

2R アキモフのパンチの連打が止まらない。

3R 蓄積されたダメージもあったと思いますが、太ももと膝の境の絶妙な部分に、アキモフのコンパクトなインサイドローキックが刺さるように入りました。見た感じの派手さは無いKO勝ちでしたが、的確にダメージを与えるアキモフの技術は恐ろしいものがあるなと思いました。
※アキモフ 3RTKO勝ち✨✨

『トーナメント決勝』
ストーヤン VS アキモフ
ストーヤンの作戦勝ち。ここに至るまでで、 ストーヤンの方が圧倒的にダメージがあったかと思います。アキモフを分析し、自身のコンディションも加味した短期決着作戦は見事にハマりました。
アキモフはパンチをそれなりにもらうファイトスタイルでタフなのかもしれませんが、
ストーヤン選手レベルの攻撃力には耐えられませんでした。
※ストーヤン 1RTKO勝ち✨✨✨

〘結果〙

✨✨優勝✨✨
ストーヤン・コプリヴレンスキー
    ✨準優勝✨
ヴィクトル・アキモフ

ムシンスキが怪我していなかったら、
また結果は違ってたと思います。
開幕戦でムシンスキに敗れたストーヤンが、オウヤン・フェンの欠場で出れることになり優勝する。。。
新たなシナリオが生まれましたね。

ストーヤンの次は、オウヤン・フェンの持つ70kg級のベルトを狙うような雰囲気でしたが、
果たして、どうなるか😍
今後の活躍が楽しみです!

なにはともあれ、
ストーヤン選手、優勝おめでとうございます🎉


K-1 WORLD MAX歴代王者

2002 アルバート・クラウス
2003 魔裟斗
2004 ブアカーオ・ポー・プラムック
2005 アンディ・サワー
2006 ブアカーオ・ポー・プラムック
2007 アンディ・サワー
2008 魔裟斗
2009 ジョルジオ・ペトロシアン
2010 ジョルジオ・ペトロシアン
2024 ストーヤン・コプリヴレンスキー

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