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2022-23 イギリス滞在準備中 1

某大学教員として、2022年4月より1年間サバティカルでイギリス・ロンドンに行くことになりました。ほとんど参考にならないでしょうが、先人達の記事を大いに参考にさせてもらったこともあり、できるだけ最新情報を残しておくのが最善と考えました。備忘録として、必要な情報を記録してみたいと思います。

準備として必要なのは以下の通り。

1.現地での引き受け校の選定

サバティカルで英国に滞在するためには、研究機関として引き受けてくれる大学と指導教員を探す必要があります。私の場合は所属学会の方に良い先生を紹介してもらいました。私がお世話になる先生は、数年前に来日されて学会でお目にかかっていた関係もあり、1年以上前に大学から在外研究許可が出たタイミングで打診しました。指導教員の先生に直接メールでお尋ねし、CVと研究計画書をPDFで送付したところ、大学からのApplication Formが添付で送られてきたので、そちらに入力して返送しました。審査に約1ヶ月ほどかかりましたが、無事許可が出たと指導教員の先生から連絡が来ました。

本来2名の推薦状提出が必要だったのですが、今回は指導教員の先生自ら学科長に推薦してくださるとのことで不要でした。これはかなり珍しいことだと思います。実際に学会で顔を合わせていたことも大きいのかもしれません。過去滞在された方曰く、引受先大学のVisiting Scholarsの立場は単に大学図書館利用権と授業聴講権くらいしかないそうで、大きなプロジェクトを共同でするという話でもない限り、比較的申請しやすいところなのだそうです。

また、Bench feeと呼ばれる在籍料も、図書館利用権&聴講料と考えると妥当な感じで、思ったほど高くないのでありがたいです。しかも入国までに入金すれば良いとのこと。無事にビザを取得してから支払う予定です。

ビザ取得その他に必要なConfirmation Letter (Invitation Letterという大学も)は、自分の所属大学からの証明書が出てから依頼したところ、1週間ほどでPDFで送られてきました。ビザ申請の日付の関係上、あまりに早い日付も良くないらしいですが、大学によっては対応が非常に遅い場合もあるので、依頼してみないと分からないというのが正直なところです。私の場合はむしろ指導教員の先生に自分の所属大学のメールアドレスで送ったにもかかわらず、なぜかジャンクメールのところに入っていたそう。何度もリマインダーを送ってやっと気付いてもらえた次第で、返信に時間がかかりました。それが一番焦りました。

2.ビザ申請用書類収集(現在進行中)

無事引受先大学からレターが届いたので、現在はビザ申請の準備に取りかかっております。1年間サバティカルでイギリスに滞在する場合、2021年11月現在だと Standard Visitor Visa(12 months)を取得する必要があります。サバティカルの場合はほとんどが1年以内に帰国の必要があるのでTier5カテゴリーには入りません。

なお、出発の3ヶ月前にならないとビザの申請はできません。書類の日付があまり古すぎてもいけないらしく、ビザ申請の約1ヶ月前から各種準備を始める予定です。ビザ申請代行サービスもありますが、かなり高く付くので、できるだけ自力で頑張ることにしました。これから集める物がほとんどですが、確認用として書いておきます。           

必要な書類はリンク先を読めば大体分かりますが、Visiting Academicの立場で行く場合は5.1のカテゴリー、”Academics coming to undertake research (12 month visa)” だと思いますので、大体以下の通りかと。                       

ビザ取得条件やカテゴリーは頻繁に変更されるので、常に最新情報を確認してください。

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3.その他必要書類(入国時)

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まずはこれくらいかと。無事にビザ申請が終わると良いのですが。

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