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無知の知
こんにちは
たっつんさんです
自分には高校時代から胸に刻んでいる言葉があります
それが無知の知という言葉です
最初に聞いたときになんかかっこいいくらいでしたが、好きなものを調べているうちにどんどん身に染みていきました
と言っても学校の勉強はあんまりしなかったんですがw
無知の知を胸に刻んでも深く理解しようという気持ちがなければ意味ないですねw
無知の知という言葉
どこで知ったのか、誰の言葉なのか知りませんでした
そこで今回調べてみました
この言葉、ソクラテスの言葉なんですね
なんかこの言葉が生まれるときにひと悶着あったらしく、人によって解釈が分かれていそうな雰囲気がありました
これはソクラテスが自著を残さず弟子たちの著書から読み解くしかないからでしょうね
無知の知にはもう一つ同じような意味を持つ言葉があります
それは汝自身を知れです
これは無知の知の意味である自分がなにも知らないということを自覚するというものに追加して知識をつけるなど自分自身を高めなさいというものです
この汝自身を知れはソクラテス自身の行動指針であり、古代ギリシアのデルポイにあるアポロン神殿の入り口に刻まれた格言です
自分に当てはめると生活保護になる前までは無知の知だけで満足していたところがあったと思います
自分は何も知らないから、あんまり自信満々にするのはやめようという考えでした
しかし生活保護になって体調が安定してきて、自分には何もないということに気づきました
それまでは、専門学校で勉強もそこそこしてきたし、就職した会社もそこそこいい企業でしたし、結婚を考えていた彼女もいたしで有名でなくてもなにものかではあると思っていました
でも、今は世間的には最下層の生活で精神障碍者で仕事もできなくてという状態です
この現実を突きつけられては自分は薄い人間で何も知らないつまらない人間だということが白日のもとにさらされました
最初は自分が嫌になったり、人生の選択を後悔したり自己嫌悪に陥っていました
しかしある時、こんなことしていても状況変わらないと気づき
なにか興味ある事を調べてみようと思いました
そこで起業についてやアイデアについての本を読むようになりました
いまは読んでいませんがここから自分の知識欲が刺激されたと思います
そこから数珠つなぎで興味が広がったり、ダラダラYouTubeを見ているときに興味がふと湧いたものを調べたりしていました
いわゆる意識高い系と言われても気にしなくてなりました
ひとは自分のことで精いっぱいで他人のこと興味ありませんからね
今回振り返ってみたときに、無知の知だけだったものに汝自身を知れが追加されていると気づきました
哲学の言葉って時代を経ても不変なんだなと感じました
この無知の知と汝自身を知れ
自分の行動指針にしていきたいと感じました
ソクラテスが汝自身を知れを行動指針にした理由が今になって身をもって理解できましたからね
今回はこの辺で
それではまた