いないの生活
定期的に気分が落ちて落ちてどうしようもない時がくる
目の前が暗くなって黒くなる、どんどん真っ暗の世界に沈んでいく、光がささないし遠くに光もみえない、だから暗黒期ってよんてる
いつから暗黒期が始まったのか思い出せないけど、高校生くらいからな気がする
久しぶりにやってきたと思ったら今回のは大大大暗黒期だった
その理由は毎回ちがったり同じだったり、理由が全くわからなかったりいろいろで
でも今回の理由は明確にわかっている
生活からある人がいなくなった
友達でも恋人でもない、セフレでもない、
名前をつけられない人だった
その人を自分で決めて自分から自分の生活からなくした
一緒にいることで傷が増えたから離れることを選んだ、その人の支えがないことなんかよりその人がいた生活からいなくなる生活へ、生活が変わることが私にはダメージが大きかった(もちろんそうなることも覚悟の上だしいつかは終わらないといけなかったから離れたことに後悔は一切ない)
また生活を作り直すには時間が必要で、でも私なりにその人がいない生活を生活にしようとしていた
それなりに仕事も頑張ったしたまに楽しいこともあった、自分が強くなっているようでうれしかった
でも新しい生活を初めてから1ヶ月くらいが経った時、大大大暗黒期が来た
おわりだ
気分が沈み始めた時にもうわかってしまった、これは長いやつだ
すきなプレイリストを何回リピートしても、いつものラジオを何本聴いても、寝られなかった
いなくなってからは夜更かしすることも忘れてたのに久しぶりに夜更かしをしてしまった
そういう時こそ早く寝た方がいいのは頭ではわかっているのにどうしてあんなに寝れなくなるのか、やめてほしい
少し寝て朝になっても心は真っ暗のままだった
気分が落ちたまま仕事に行った(えらい)
気分が落ちたままライブに行った
ライブが終わっても変わらず気分は落ちていた
ライブがよくなかったわけじゃない
なんならとても力強いライブだった
でも自分の心までは強く変われなかった
帰ってからご飯を食べる気も起きず
家のことも溜まっているがなにもできなかった
そんな自分にもまた落ちた
(↑この落ち方がどうにもできないがいちばん落とす力を持ってる)
なんとかメイクだけは落として
明日の仕事の準備をした
急に視界が滲んできた
勝手に水が溢れてくる
とまらない
こんなのひさしぶり
なにかがおかしい
嗚咽で気持ち悪い
自分の選択が間違えだったのか、自分で決断してこうなりたかったのか、こんなに辛いならまたあの生活に戻ればいいのか、戻ったら辛くないのか、いつかこの生活に慣れるのか、それまではずっとこのままなのか、このままでいいのか、いろんな考えが頭を巡ってとまらない、ない、いない、ない、もういない、ない、
答えなんかでないまままた仕事に行く時間になった
大人に落ち込み続ける時間なんてない
どんなに辛く残酷でも、生き働き動き続けなければならないらしい
やっとcd買えたから自分で買ったからいまさら聴いてるよ
ヘッドホンをつけて家を出る
行ってきます