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統計家は経営者に向いているんじゃないかって話

最近、といってももう終わりかけていますが、機械学習、データサイエンスブームがありましたよね。

時代の流れで求められたり求められなかったりするのは仕方のないことですが、統計学に関わるものとしては長くブームが続くと良いなあと思っています。

そんなデータサイエンスブームで、統計学の勉強を始めましたって方やデータサイエンス部門を作る企業が増えたと思います。

ただ、僕としてはデータ分析って経営者側がやるもんだと考えています。

データ分析=意思決定だと考えると、最終意思決定権がない人がデータ分析する意味があるのでしょうか。

データは正しい集め方をすれば、客観的な事実を知ることができます。その事実が経営者に不都合なものだった場合、他人から言われても納得できるでしょうか?

それなら、きちんとランダム化してデータを集めるところまでやってもらって、データを見たり、分析するところを経営者がやると良いんじゃないかなと。

そうすると、経営者がデータを見れる人になるか、統計家が経営者になるのが手っ取り早い訳です。

意思決定する人、あるいは意思決定するグループに統計家を入れるのって、データサイエンス部門を作るよりも圧倒的に安く済むし、楽だと思うんですよね。

だって、部門を作るよりも信頼できる人を一人雇った方が良いじゃないですか。

ここで、逆に考えてみると、統計家が経営者になっても良いわけです。

データさえ集められれば、誰でも同じような意思決定ができるんですから、素晴らしい経営者がどんな意思決定をしているのかを分析して、ノウハウ化すれば良いんです。

誰でも良い経営ができるなら、もっと起業する人が増えると思うんですよね。

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なだけい
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