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【MLB】大谷翔平 2024年シーズンの注目データ:打撃編
by 黒澤 敏文(Stats Performデータ編集者)
2024年シーズンのメジャーリーグが開幕した。大谷翔平は今年はどんな活躍をしてくれるのか、期待は高まるばかりです。その中でも、今季注目のデータを紹介していきたい。
ホームラン。大谷翔平に対してファンが一番期待しているのはこの項目だろう。豪快でありつつ、シャープなスイング。打った瞬間に本塁打ではないかと期待させる打球音。外野スタンドに向かって伸びてゆく打球には、見ている者全員が心を躍らせている。果たして今シーズンは何本打つのか、これに対する興味が尽きることはない。
ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は、スプリングトレーニング中に、今季は大谷翔平を外野手として起用する構想も練っていると発言していたが、主には指名打者(DH)での起用になると思われる。そこで、ここからはDH出場時の成績に注目していきたい。
大谷翔平の昨季までの指名打者出場時の通算本塁打数は166本。メジャーリーグ史上、DHとして200本以上のホームランを放ってる10選手の仲間入りまでは残り34本となっている。ちなみに昨季までの指名打者としての通算出場試合数は628試合で、これまでDHとしてもっとも早く通算200本塁打を放ったネルソン・クルーズ(729試合目)の記録更新にも期待だ。
もう一つの注目は、指名打者としてのシーズン最多本塁打数の更新。これまでの同最多本数は2006年にデビッド・オルティーズが記録した47本。ちなみに、DHとしてシーズン40本塁打以上を2回記録しているのはD. オルティーズと大谷翔平の2人だけで、大谷が今季指名打者として40本塁打以上を記録すると、MLB史上初となるDHとしてシーズン40本塁打以上を3回記録した選手となる。
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メジャー7年目にして自身初のナ・リーグ球団の所属。4季ぶりの打者専念のシーズン。今シーズンはMVP受賞及び、それに値する活躍を見せた過去3年とは異なる環境となるが、ファンの期待値は年々上昇している中、どんな打撃成績を残してくれるのか目が離せない。
※数字は昨季終了時点
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