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NFL第59回スーパーボウルOptaファクト

●      スーパーボウル(SB)がニューオリンズで開催されるのは今回が通算11度目(都市の中ではマイアミと並び歴代最多タイ)。スーパードームでの開催はスタジアム別では歴代最多の8回目(次点よりも2回多い)。

●      ニューオリンズ開催のSB直近2試合は各3点差のスコア。2001年シーズンのペイトリオッツ対ラムズ(20-17)、2012年レイブンズ対49ers(34-31)。これ以前の同地でのSB8戦の平均得点差は22点で、各8試合二桁以上の得点差。

●      スーパーボウル直近3試合は各戦3点差のスコア。3季連続での一桁得点差は、2010-、2011、2012年シーズンと並び歴代最長タイ。

●      イーグルスとチーフスがスーパーボウルで対戦するのは直近3シーズンでは2度目。他に3年の期間にて2度SBで再戦を果たしたのは1992、1993年のビルズ対カウボーイズ戦だけ。

●      チーフスはスーパーボウルには、初開催(パッカーズに10-35で敗戦)と第4回SB(バイキングスの23-7で勝利)に出場して以降、49シーズン連続で進出を逃していたが(1970~2018年、連続不出場記録としては歴代4番目の長さ)、直近6シーズンでは5回出場していて、6年の期間でのSB進出回数は歴代最多(5)。

●      パトリック・マホームズは前回ビルズとのAFCチャンピオンシップシリーズではタッチダウンパス(TD)1回を記録し、インターセプトなし。
自身が先発出場したポストシーズンでは、70%の試合で1TD以上&インターセプトなし(14/20戦)。ポストシーズンに10試合以上スタメン出場しているクォーターバック35人のうち、次点の同率を残しているジョシュ・アレンよりも約10%高い(61.5%)。

●      トラビス・ケルシーは前回ビルズ戦でのレシーブ2回を含み、ポストシーズン通算全24戦で複数レシーブ(NFL最長記録)。同次点の選手は、1984-1996年間に21試合連続を記録したジェリー・ライス。

●      トラビス・ケルシーのスーパーボウル通算4試合での総レシーブ数は31。同戦での歴代最多記録まであと2(ジェリー・ライス:33)。

●      チーフスは前回ビルズ戦で32-29のスコアで勝利。2024年のレギュラーシーズンを含めると、今季通算13回目の一桁得点差での白星。同季レギュラーシーズンとポストシーズン合計勝利数としては歴代最多で、次点は11勝を記録した4チームだけ(オイラーズ:1978年、ブロンコス:2015年、シーホークス:2019年、バイキングス:2022年)。

●      チーフスの今季レギュラーシーズン含む通算19戦での、1試合最長ランヤードは34。スーパーボウルでも同以下のランを記録すると、2008年のスティーラーズ以来(同じく34ヤード)となる同一シーズンでの1試合最長ラン35ヤード未満の王者となる。SB覇者でこれ未満の同成績を記録したのは1994年の49ers(28ヤード)。

●      カリーム・ハントは前回ビルズ戦で12ヤードのタッチダウンレシーブを記録。自身が出場したポストシーズン(PS)全6試合でタッチダウンレシーブを記録していて、PSデビュー以降、これ以上の連続試合レシーブを記録したのは3人だけ(7戦、クリスティアン・マカフリー、テレル・デービス、マーカス・アレン)。

●      ジョージ・カーラフティスは前回ビルズ戦で、ポストシーズン自身通算4回目となる相手クォーターバックへの1試合3ヒットを記録。
PSでの1試合同3ヒット以上4回は、2006年にヒット項目が公認されて以降では、アーロン・ドナルド、ニック・ボサと並ぶ最長タイ記録。

●      イーグルスはNFCチャンピオンシップのコマンダーズ戦で、スーパーボウル開催以降のポストシーズンでは、歴代最多の1試合タッチダウンラン7回を記録。セイクワン・バークリーとジェイレン・ハーツはポストシーズン史上初となる各タッチダウンラン3回記録し、レギュラーシーズン含めても2004年10月にチーフスのプリースト・ホームズと、デリック・ブレイロックに次ぎ2組目。

●      セイクワン・バークリーの今季レギュラーシーズン含む総ランヤードは歴代2位の2447。同最多は1998年にテレル・デービスが記録した2476ヤード。

●      セイクワン・バークリーの今季60ヤードを記録したラン数は歴代最多の7回(レギュラーシーズン4回、ポストシーズン3回)。

●      イーグルスはコマンダーズ戦で、ポストシーズンではチーム最多となる32点差での勝利。ポストシーズンで最後に、これ以上の点差をつけて勝利したのは2015年NFCチャンピオンシップのパンサーズ(カージナルスに34点差の白星)。

●      ジェイレン・ハーツはクォーターバックとしては通算8人目となる、デビューイヤーからの5シーズンで2度目となるスーパーボウル出場(同期間での複数回はジョン・エルウェイ、トロイ・エイクマン、カート・ワーナー、トム・ブレイディ、ベン・ロスリスバーガー、ラッセル・ウィルソン、パトリック・マホームズに次ぐ)。27歳未満のQBで2回以上のSB出場も通算5人目(ブレイディ、ロスリスバーガー、R.ウィルソン、マホームズ)。

●      ジェイレン・ハーツはクォーターバックとしてポストシーズンではタッチダウンパス8回、タッチダウンラン9回を記録。クォーターバックとしてはすでに歴代最多で、NFL史上でも同各タッチダウンを二桁記録した選手はいない。

●      イーグルスの今季ポストシーズン(PS)での総サック数は、チーム史上最多となる10回。ノーラン・スミス・ジュニアの同PSサック数4.0も今季全体トップ。

●      イーグルスの今季ポストシーズンでの総ランヤードは683で、同一PSでの歴代最長記録まであと109ヤード(1982年のワシントン:792)。イーグルスは今世紀では2チーム目となるポストシーズン2試合連続200ランヤードも記録(2019年のタイタンズ)。

●      パトリック・マホームズは現在、レギュラーシーズンを含めるとパス288本連続でインターセプトなし。一方のジェイレン・ハーツは現在パス209本連続でピックがない。スーパーボウルに挑むクォーターバックとしては、マホームズはインターセプトなしの連続パス数が歴代最長で、ハーツはピックがない連続パス数が歴代3位(2位は2016年ファルコンズ所属のマット・ライアン:212本)。


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