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親とお金の話
親とお金の話、したことありますか?
私はそもそも疎遠なこともあって、全くしたことがありません。
実家のお金事情といえば、子供のころに見聞きしたわずかな記憶のみ。しかも、たいていお酒を飲んで親戚とぐだぐだ話している内容だったので、どこまで本当なのかもわかりません。
先日、三菱UFJ銀行がこんなリリースを発表しました。
そもそも帰省する人が減り、離れて暮らす親子でも、話といえば近況報告をするくらい…という人が多いようです。どうも日本では、お金の話をするのは下品なことに思われがちです。たまの帰省で、お金や相続の話など、なかなか難しいのが実情なのでしょう。亡くなるときの話でいえば、延命治療の話も避けがち。どちらも、すごく大事なことなんですけどね。
リリースによると、「年末年始のみ帰省する人は、直接家族と話せるタイムリミットが180時間」とのこと。おそらく、数字で見るよりも体感は短いはずです。親御さんによっては、認知症などの傾向もあるかもしれませんし、早め&複数回の話し合いが重要だろうと思います。
また、「親のお金について、把握できていなかった資産は平均2,297.7万円」とのこと。我が家は、10分の1もあれば御の字で、もう帰ることのない実家の処分費用が残っていればいいなと心底思います。
私は数年前、父親が救急車で運ばれたと聞き「今だ!」と思ってエンディングノートを送りつけました。「これから先、いつ何があるかわからない。いい機会だと思うから、書いておいてほしい」と父と母に1冊ずつ。記入してくれたかわかりませんが、本当に子のことを思うならば書いておいてほしいところです。ついでに、私も同じものを購入して書きました。人間、いつ何があるかわかりませんからね。
父は、相続問題で兄弟がバラバラになりました。なんとなく聞いた感じでは、せいぜい数十万円~百万円程度の相続です。もめごとに嫌気がさして、すべて放棄したと聞いていますが、それまで長い時間をかけて築いてきた家族・親戚関係なのに、晩年になんて寂しいことかと思いました。
資産があってもなくても、相続は発生します。自分が旅立った後のために必要な情報を残しておくことは、とても大切なことだと思います。
年末年始に帰省する方々、ぜひ話す機会を持ってみてください。
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