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読み終わらない本

本には、
すぐ読めてしまうものと
何度も読めてしまうものがある。

小説は、一度読むと
しばらく間をあけるとまた読むことがある。
しかし、
なかなか一度読むと、2回目を読むことは少ない。

専門書はどうだろう?
一度すら、読めない。
というか、理解できないことが多々ある。

しかも、理解できないため
すぐに眠くなる。
不眠症に悩むことないくらいに、
眠れてしまう。
だから、なかなか読み終わらない。

仮に読めたとしよう。
それは文字通り読んだだけで、
頭には何も残っておらず。
読んだ感想すらない。

そのため、読み終わったといえない。

何度も読む。
何度も読むうちに、だんだんとわかってくることもあるだろう。

専門書はそういう傾向が強い。
何度も何度も見返すものは、
やはりそれなりに価値があるように思うのだ。

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