Bonds Investment Group 細野尚孝氏〜優秀な人材をサポートしたい!VCは意思を持った黒子である!?〜
今回はBonds Investment Group、細野尚孝さんの出演回をまとめました!
細野さんの挑戦した事業やVC業界に興味を持った理由についてはもちろん、ファンドのリブランディングの経緯や投資方針についても伺いました!
▶過去の記事一覧
アプリコット・ベンチャーズ白川智樹さん
W ventures 東明宏さん
F Ventures 両角将太さん
サイバーエージェント・キャピタル 北尾崇さん
KVP 長野秦和さん
AZX 石田学さん
East Ventures 金子剛⼠さん
STRIVE 根岸奈津美さん
グロービス・キャピタル・パートナーズ 湯浅エムレさん
ドーガン・ベータ 渡辺麗斗さん
フューチャーベンチャーキャピタル 松本直人さん
日本クラウドキャピタル 大浦学さん
ジェネシア・ベンチャーズ 水谷航己さん
YJキャピタル 堀 新一郎さん
Coral Capital 澤山陽平さん
XTech Ventures 手嶋浩己さん
識学 池浦良祐さん
HENNGE 永留義己さん
サムライインキュベート 坪田拓也さん
○細野尚孝 Bonds Investment Group株式会社-パートナー
公式HP▶︎https://bonds-ig.com/
新卒で大手SIerに入社。
入社以降一貫し金融機関向けPJを担当。
その後、経営コンサルティングファーム(組織・人事領域)を経て、独立。
ベンチャー企業の支援やメディア事業の運営を行う。
オプトにジョイン後は、新規事業、経営企画、M&A業務等を経験。
2013年VC事業を立ち上げ、2015年にオプトベンチャーズの立ち上げ。
オプトベンチャーズからリブランディングした「Bonds Investment Group」登場!
細野さんの略歴とは?
父が自営業を営んでいた影響から経営に興味を持っていた細野さん。
細野さんは新卒でベンチャーの支援をしていた大手SIerであるCSKに入社し、金融機関に向けて法人営業をしておられました。
その後、特に経営をしていく上で組織というものが重要だと考え学ぶために組織人事系のコンサルティング会社に転職をされました。
そして今までの経験をまるまるし、独立して今でいうクラウドソーシングのようなビジネスを立ち上げたそうです。
前職で得たノウハウなどを持っておられ、ある程度できるようになったという自負は持ってられたのですが事業は全くうまくいかなかったといいます。
事業が失敗し生命の危機も感じるほどでありましたが、自身で事業を作ることが一番面白かった時期でもあり、その経験は現在に生きているとお話ししてくださいました。
VC業界に入ったきっかけとは?
そのような生きていけない状況に陥ったときにオプト(現デジタルホールディングス)との出会いがありました。
オプトでは社内の新規事業をサポートするような仕事を行っておられました。
新規事業をサポートしていく中で、サポートをしている他の人には自身のように失敗させたくない!という思いが強くなり、専門的に企業のサポートをしたいと投資育成事業案を出したといいます。
そして2年間ほど投資育成事業に一貫して携わり、2015年には旧オプトベンチャーズ(現BIG)を立ち上げられたそうです。
旧オプトベンチャーズ(現BIGを)立ち上げたのは?
ジーニーやラクスルなどがExitを成功させトラックレコードが溜まってきたと同時に、プリンシパル投資でやっていたため自己資金がなくなってきたといいます。
このまま投資をVC事業を継続するのであれば自分たちで外部からお金を集めようという流れになり、相談の上ファンドを立ち上げられたと伺いました。
人をサポートしていく、組織をリードしていく方が自分に合っていると考えれている細野さん。
オリンピック選手がいるのにおなじ領域で戦っても勝てないのでそのような優秀な人材をサポートしたいと考えられたそうです。
「今はこの仕事が天職と思うくらい楽しい!」とお話ししてくださいました!!
ぜひ、ご覧ください!!!
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深い理解とスムーズなサポートを提供するリード投資のVC!
リブランディングの経緯とは?
BIGの投資ポリシーとして大事にしておられるのは、
「ベンチャー企業を支えていきたい寄り添っていきたい」という考え方。
そのためリードVCとしてがっつり関わりたいと考えておられました。
しかしCVCとしてみられることが多く、事業シナジーを求めた提携話や少額の出資を依頼をされること多かったといいます。
このようにベンチャーの期待値とやりたいことがかみ合わないケースが多かったためそれを解消したいと思っておられました。
2020年2月に親会社であるオプトの社名を変更すると発表されたことを機会にリブランディングをしようと考えられました。
BIGの投資方針とは?
リブランディングの時期とコロナが流行る時期とまさに同じタイミングであったため、VCが社会においてどういう立ち位置を取るべきかとても深く考えさせられたといいます。
コロナ下でベンチャーが新しい社会や価値貢献を進めるために必要不可欠な存在になりたいと考えられたそうです。
またこれからはできることや影響範囲を広げるためにコミュニティを重視していきたいと話しておられました。
投資規模はワンショット1億〜5億円の中で投資しており、リードで入る企業さんに関しては継続的にフォローオンしていくようなVCです。
長くお付き合いをさせていただくことで特性を理解し、ベストなサポートがスムーズに行えると考えておられます。
コミュニケーション頻度はかなり多いそうで、
「VCは事業を行う起業家に対して最高のコンディションやセットなどのオポチュニティを提供するのが役割、意志を持った黒子である」とおっしゃっておられました。
ぜひご覧ください!!!
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大切なのは明確な○○!?イグジットへの道のりに必要なもの!
意思決定の見極めとは?
「PMTが終わっている」=「誰に、どんな価値を、どのように提供するのかがある程度型化できている」ということ!
終わっていなければ投資検討やシリーズAになかなか至らないといいます。
BIGは事業面にこだわる面が強く、上記のポイントの中で特にBIGの得意領域が「どのように」の部分であるそうです。
PMFに到達するには?意識することとは?
2014年3月に林鷹治さんが設立した、翻訳ソリューション「WOVN.io」の企画運営を行う
Wovn Technologics株式会社は
最初SMBのユーザーに向かって無料ないしとても低い金額でSaaSのビジネスを提供していくという形をとっていたそう。
しかし伸びきらない現状を受け、ターゲットと提供手法を変えようと考えたといいます。
ターゲット自体は大企業、ナショクラと呼ばれるようなクライアントをメインにしていきながら、提供手法を導入支援と運用が定着するまでサポートするというコンサルビジネスとハイブリッドで提供しよう....
お付き合いしながら、その会社だからこそできるビジネスモデルを考えたと伺いました。
これがきっかけでPMFに至ったそうです。
経営チームをきちんと組成することの重要性とは?
初期段階は一人の優秀な企業家が面白いアイデアを持っていてすごいバイタリティで進めていく形がほとんどだそうですが、
そこからグロースレートがあまり上がらないチームと上がるチームがいる聞きました。
その違いはチームができているか!!!
IPOを強く意識し実感し組織意識が生まれ、自分よりも優秀な人材をマネジメントし整えたいの考えたとき、チーム組成について一度考えてみるのが良さそうです。
創業初期に大切なこととは?
それは成長のイメージを逆算してしっかりと描いておくことです!
どのタイミングでどれくらい自分たちが成長していくのか具体的なイメージが頭の中にある方が成長力が大きいと伺いました。
どの領域で何の負をどう解決するのか
を明確にすることでコミュニティのながで具体的なアドバイスをもらうことも可能になるたまえ重要だそうです。
ぜひご覧ください!!!
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