修了生の活躍事例集#2-3【修了後は「地方での副業・兼業を推進する人材サービス企業」を設立】《修了〜現在編》
こんにちは。グローバルイノベーションズ広報の小林です。
こちらのシリーズでは、StartSDGsに少しでも興味を持っていただいた皆さんに、お役に立てる情報をお届けしていきたいと思っています。
StartSDGsでは今までにのべ750名以上の方が各講座を受講し、修了されています。StartSDGsの講座は講座を受けることが目的ではなく、その後ビジネスとしてどのように成果を出していくのか、がゴールです。修了生の活躍事例集では、これらの修了生の方たちが実際どのようにStartSDGsを選び、受講中に何を学び、最終的に現在どのように活躍されているのかをリアルな実例をもとにご紹介しています。
前回までの修了生の活躍事例集#2【修了後は「地方での副業・兼業を推進する人材サービス企業」を設立】《スクールとの出会い編》と《受講編》は読んでいただけましたでしょうか?
もしまだという方は良かったらこちらから読んでみてくださいね。
#1シリーズもこちらからご覧いただけます。
https://note.com/startsdgs/m/m2703c75b3096
今回はいよいよ最終回《修了〜現在編》です。
修了後は「地方での副業・兼業を推進する人材サービス企業」を設立《スクール修了〜現在編》
人材会社で地方に幹部クラスの人材を紹介するという仕事を通して、地方創生へ関わりたいと考えた渡邉さん。活動を進めていくうちに「地域の魅力を高めるのは、観光振興だけではない」、地方創生のためには「魅力的な仕事づくり、都市部と比較して魅力的な生活スタイル」が伝わることが重要であるということが分かってきたそうです。
そして地方から都市部への若年層の流出が著しいことを課題意識と捉え、起業する準備を行っておられました。一方で、地方創生を行うためにはその事業性の有無だけではなく、社会貢献性も求められるということがわかり、それがStartSDGsで学ぼうと考えたきっかけです。
StartSDGsで勉強することはただ当日座学を聞き流すだけではありません。受講の前後にも様々なタスクがあり、仕事と両立させながらの受講はなかなか大変だったようです。
しかし困難な道こそ実りは大きいもの。渡邉さんの座右の銘である「愚公移山」という言葉どおり、どんなことも絶えず努力をすれば道を開けます。
無事講座を修了した渡邉さん、いよいよ起業へと舵を切り始めます。今回は渡邉さんがStartSDGsの講座修了後にどのような経緯を経て起業し、現在どのようにやりがいを感じ活躍されているのかをご紹介していきます。
渡邉 俊文さん
【受講を修了したその後、現職への影響は?】
行政向けコンサルティングを行う活動をしていたため、より提案の幅は広がり、売上向上の効果もあった印象を持っています。
【起業するか、転職するか迷いましたか?】
迷いはなく、起業を選びました。
【地方での副業・兼業を推進する人材サービス企業「株式会社サイドストーリー」を設立し、代表取締役に就任された経緯を教えて下さい】
2017年7月に東北エリアの観光振興を行うコンサルティング会社VISIT東北に入社。同年、宮城県南エリアのインバウンド振興を手掛ける一般社団法人宮城インバウンドDMOに出向し、地域資源を活用したツアー造成や、観光事業者向け育成研修を運営していました。
翌年2018年に丸森町の観光、商業振興を行う株式会社GM7の立ち上げに参画し、取締役副社長に就任。観光推進事業企画・管理、海外営業、飲食事業の運営・管理など事業全般の推進業務を担当しました。
このタイミングでStartSDGsのSDGsビジネスマスター養成講座を受講し修了。
2020年に福島県楢葉町にて移住施策立案に係る調査業務を担当し、次年度の計画策定支援を行い、今年度は特定地域づくり事業協同組合の導入や地域事業者の事業課題解決に向けた採用支援を主にしています。
2021年7月に楢葉町に移住。8月より楢葉町にて「地方での副業・兼業を推進する人材サービス企業」株式会社サイドストーリーを設立。代表取締役に就任。現在に至ります。
https://www.sidestory.co.jp/#anc01
【今の仕事の満足度、やりがいは?】
人生のやりがいを見出す活動に従事できること。人生のメインストーリーに、スパイスを与えるサイドストーリーを生み出し、メインストーリーをより良く変化させることに貢献できること。
ちなみに弊社のスローガンは「CHANGE THE STORY, CHANGE THE WORLD」です。
【最後に、スクールに興味はあるけれど迷っている人にひとことお願いします!】
やるなら、本気で。だまされたと思って、愚直に取り組めば道は開けます。
強い意志を持って決断力と行動力で進まれてきた渡邉さんですから、仮にStartSDGsを受講されなくても、地方創生に貢献することで活躍されていたことは間違いありません。
しかし、自分自身で課題意識を持ち、プラスアルファの知識やノウハウを得るべく受講されたStartSDGsで、「バックキャスティング」「誰一人取り残さない」「地球規模」ということを大前提において取り組む必要があるということを学びました。そして「Why」と「強み」に向き合い、問い続けたことで、より深く考え、幅を広げて起業することができたのではないでしょうか。
また、今でも連絡を取ることができる心強い仲間、同志を得ることができたことも、渡邉さんの大きな財産となり、仲間の姿や応援なども起業へのモチベーションにつながったのかもしれませんね。
ちなみに渡邉さんに失敗談を伺った所、「当時は失敗したと思うことも、「しくじり先生」のように失敗が「良い教訓」として伝えることができるため、失敗と捉えることは現時点ではない」とのことでした。さすがです!
失敗を失敗として蓋をしてしまうのか、教訓に変えるのか、これも何かを成し遂げる人とそうでない人の違いなのだと思います。
このようにスクールを修了された皆さんが、それぞれの場で自分らしく活躍されている姿を知ることが、わたしたち事務局の最大の喜びでもあります。
お話は今回が最終回でした。渡邉さん、事例集への寄稿、ありがとうございました。
次回はまた別の修了生のストーリーをご紹介したいと思います。
またお会いしましょう。お楽しみに!
スクールのご紹介詳細資料はこちら
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https://startsdgs.com/PDF/StartSDGs_school.pdf
※渡邉さんが受講した「SDGsビジネスマスター養成講座」は「SDGsビジネスストラテジスト養成講座」として名前と内容がリニューアルし、さらにパワーアップしました。
講座のお申込みはこちら
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https://www.startsdgs.com/c11-form/