成長、貴重体験、すべてが濃かったフランスダブルディグリー・プログラム
こんにちは！スタトラ運営のわかなです！
今回は初めてインタビューから記事作成まで、一人でさせていただきました！
とても緊張していたのですが、今回インタビューをさせていただいた平木さんはとても気さくな方で、私自身楽しみながらインタビュアーをしていました。
今回は、大学のダブルディグリープログラムで現在２年間フランスで学ばれている、平木優希さんにインタビューをさせていただきました。
大学で留学したい人、日本の大学と海外の大学で２つの学位を取得したい人、フランスの文化に興味がある人、必見です！！
１．プロフィール
お名前：平木優希さん
年齢：２３歳
留学先：フランス、ナント
期間：２年と数カ月（取材時：２年目）
大学のダブルディグリープログラムでフランスのナントという町にてエンジニアリングを学んでいる。語学学校、ホームステイ、大学を経験し、現在は５か月間のインターンシップ中。フランスの企業にて働いている。帰国後は、日本で２年間大学生活を送る予定。
２．どんな留学をしたの？
どのようなプログラムで留学されていますか？
大学のダブルディグリープログラムで留学しています。ダブルディグリーとは日本の大学に籍を置いたまま、海外の大学に留学し、学士や修士を取得できるプログラムです。僕の大学の場合、日本で２年間、フランスで２年間、その後帰国し日本で２年間学び、卒業するというシステムになっています。
留学の目的は何ですか？
留学の目的は違う国の教育を受けてみたかったということが大きいですね！また、小さい頃から外国に行きたいという思いがあり、留学を決意しました。
なぜ留学先をフランスにされたのですか？
自分の中でフランスのイメージが良く、フランスという国が好きだったからです！！また、大学の提携校の中にフランスがあったので、フランスにしました。
留学されているナントという場所はどういうところですか？
フランスの中で５番目か６番目ぐらいに広い町です。普段は穏やかな町なのですが、近年デモやストライキが休日に起こり、町のガラスや建物が少し壊されたりしています。また、デモやストライキが原因で、バスや電車がストップしてしまうこともあります。しかし、優しい人が多い町で、素敵な所です！
何がきっかけで、留学することになりましたか？
大学で第２外国語として、フランス語を専攻していたのですが、先輩たちがその授業でネイティブのフランス人の先生とフランス語で話しているのを見てかっこいいなぁーと思ったのが、最初のきっかけです。その後先輩方が、ダブルディグリープログラムについてのプレゼンをしてくださったことで、留学のイメージがどんどん膨らんでいきました！
大変だったことは何かありますか？
やはりフランス語での授業は大変でした。留学生だからといって特別な対応もなく、フランス人と同じ授業を受けていたので最初の１年間はフランス語の問題で、授業についていくのが大変でした。しかし、日々フランス語の勉強をしながら、色々な人と話す中でフランス語のスキルはどんどんと上がっていき、一年が経つ頃には授業についていけるようになっていました。
言語の他に、自分で住むための設備を整えるのがとても大変でした。また、フランスではコンロがすぐに壊れたり、電気がストップしてしまうので、そのことも少し大変です。今は１人暮らしをしているので、修理をお願いするときなどは会社を休まなくてはならず、非常事態の時は少し大変だなと感じています。
留学生活の中で楽しいことは何ですか？
色々な言語を使って、仕事をすることがとても楽しいです。昔から、国際社会で働きたい！世界を舞台に働きたい！と考えていたので、その夢が叶いつつありとても嬉しいです！今現在インターンをさせてもらっている企業で、英語を使いミーティングに参加したり、レポートを書いたり、フランス語で会社の人たちと会話をしているのですが、それがとても楽しいです！！
また、フランス人だけではなく、色々な国の人と仲良くなれたことが嬉しいです！言語も伸ばすことが出来たし、住んでみないと分からない文化をたくさん知ることが出来たので良かったなと思っています。
３．留学の価値って？
実際にフランスに行ってみて、行く前のイメージと違っていたことはありますか？
カルチャーショックはあまりなかったのですが、教育制度の違いに驚きました。日本では生徒が受動的で、先生が１から１０まで細かいところまで教えてくれるのですが、フランスでは違います。フランスでは、生徒自身の力で学ぶことに重点がおかれているので、先生が教えるのは基礎のみ。生徒たちは自力で調べながら勉強します。その授業の取り組みかたの違いに驚かされました！たまに、フランスで授業を受けていると放任されすぎだと感じることもあるのですが...今はこのやり方がいいなと思っています。
フランスに住んでみて初めて知ったフランスの文化はありますか？もしくは日本ではあまり知られていないフランスの習慣などはありますか？
日本では臭いを気にして、毎日お風呂に入る人が多いような気がしますが、フランスの人は髪の毛が傷むことを気にして毎日お風呂に入らないということをフランスに来て初めて知りました。また、フランス人はエコに対しての問題意識がとても高く、エコバックを持ち歩いている人が多いという事もフランスに来て知りました。
＊ちなみに私が平木さんのお話を聞いていた中で驚いたのは、フランスにはヒーターはあるのに、エアコンがないという点でした！！
最近日本でもコンビニなどで、プラスチックバックの有料化が始まりましたが、フランスではどのようにエコに対して対策が施されていますか？
最近では、プラスチックストローを使ってはいけないという決まりができ、だんだんと紙ストローを使うように社会全体が動き始めています。また、電気自動車を使っている人が多いと思います。
フランス人は、環境問題だけではなく、人類が解決しないといけない社会問題に関心がある人が多いように感じます！
留学生活で学んだ事は何ですか？
留学の中で学んだことは母語が同じではない人とのコミュニケーションの取り方です。バックグラウンドが違うと、話し方や雰囲気、どのように話したらいいのかが違うので、色々なコミュニケーションの取り方を学びました！また、自分で学んで進んでいくという学び方の姿勢をフランスの大学生活を通して学びました。
そして、留学生活を通して自分に自信がつきました！フランス人と同じ環境の中学ぶのは大変なことも多くあり、辛い環境の中留学生活を送っていた時期もありましたが、それを乗り越えられたことによって、これから先どんなことがあっても乗り越えることが出来るという自信がつきました。
現状の日本の留学に問題点はあると考えますか？
はい。奨学金にアクセスしにくい面だと思います。もっと国が奨学金を出したり、留学関連の広告をもっと出すことで留学できる人が増えると思います。留学したいと思う人が留学できる環境作りが大切だと思います！
留学の価値とはズバリ何でしょうか？
今まで出来なかったことの体験と成長です！！
最後に、これから留学を考えている方々に何かメッセージをお願いします。
行動力とスピードが大切だと思います！
留学に来て日本人ばかりと行動すると留学に来た意味はあまりなくなってしまうので、どんなに大変でも最初の一歩を踏み出す勇気や行動力が大切だと思います。
また、スピードというのは、奨学金の受付や提出書類の締め切りなど、期限がすぐに来てしまうので、早く準備することが重要だということです。学校のテストなどと併用して留学の準備を始めないといけないことが多いので、出来るだけ早く何が必要なのか調べて行動することが大切だと思います。
平木さん、今回は素敵な留学体験をシェアしていただいてありがとうございます！！残りの留学生活も実りあるものとなるようにお祈りしています：）
４．まとめ
フランスでの大学生活は大変なこともたくさんありそうですが、その分学ぶことも多いようですね！新しい文化に出会いながら、自分の興味のある分野を日本とはまた違った方向から学ぶというのも大学で留学する魅力ですね。
大学での留学に興味がある人は平木さんのようにダブルディグリー・プログラムで留学することも選択肢の一つとして考えてみるのもいいかもしれません。
ダブルディグリーについてまとめてある記事を下記に貼っておくので興味がある方は見てくださいね！
https://www.benesse-glc.com/special/global/1485
また、今回素敵な留学生活を紹介してくださった平木さんのTwitterとInstagramのアカウントを掲載します。平木さんの留学についてもっと知りたい！という人はフォローしてみてください：）
私も平木さんのInstagramをフォローしているのですが、フランスでの綺麗な写真がたくさん投稿されていて、フランスに行ってみたくなっちゃいました～！！
Twitter:@Tenergy05Y
Instagram: https://www.instagram.com/yuki090313
数日前、スタトラが誕生して２カ月が経ちました！！これからも留学情報をたくさん発信していく予定なので、よろしくお願いします！
何かこういう情報を知りたい！インタビューされたい！などありましたら、InstagramやTwitterまでよろしくお願いします。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました！！
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