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【プロジェクトマネージャー対談】スタートバーンへの転職の決め手は?




こんにちは!スタートバーンの水野です!

これまでの投稿では、CTOやエンジニアの紹介をさせていただきましたが、引き続きスタートバーンの個性豊かなメンバーをどんどん紹介していきたいと思います!

スタートバーンでは、ブロックチェーンを用いて、アートのためのインフラやサービスを開発しています。エンジニアそれぞれの高度な技術や知識アート部門の豊富な知見やネットワークはもちろん、彼らを取りまとめるプロジェクトマネージャーは、非常に重要な役割を担っています。

今回は、スタートバーンで働く3名のプロジェクトマネージャー(PM)をご紹介します!それぞれスタートバーンへの転職に至った経緯や想いについて、対談形式で話してもらいました。


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写真左から、髙坂あゆ美(愛称:髙坂さん)、【PC画面内】松本光広(愛称:みつさん)、高 仙雅(愛称:そなこさん)です!


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みつ 僕はリモートでの参加ですが、よろしくお願いします!

髙坂 わーい!実は私、1年前にみつさんのインタビュー記事を読んでスタートバーンに入ったんです!こうやって対談できて嬉しいです。

 私もそれ、熟読しました!笑

みつ なんかすみません…(恥ずかしい)



【 みつさん スタートバーンとの出会い 】
ブロックチェーンもアートも、
生産性や効率性に囚われず、
「本当に重要なもの」に気づかせてくれる。


髙坂 みつさんがどうしてスタートバーンを選んで入社したのか、って実は聞いたことがなくて、聞いてみてもいいですか?笑

みつ 前職はスポーツ玩具のメーカーで、営業とウェブマーケティングの担当をしていました。大学院では情報系の研究をしていたので、IT関連の会社に就職するという選択肢もありました。ですが、当時のインターネットのあり方があまり好きになれなかったんです。

水野 当時のインターネットのあり方って、具体的にどういうことですか?

みつ 最初にインターネットを好きになったのは、小学生の時に「2ちゃんねる」と出会ったからでした。当時アメリカに住んでいたのですが英語が全く喋れず、悩みを相談する相手がいませんでした。あるとき「2ちゃんねる」で相談してみたら返事が返ってきて。感動しましたね。インターネットの「人と人を繋ぐ」ところに魅力を感じたんです。


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髙坂 そうなんですね…!私も学生時代はTwitterのハッシュタグで授業の感想を副音声のように流していましたし、私たちが学生だった時期はそういった、インターネットのコミュニケーションの面白さが始まった時期だったのかなあという感覚はありますよね。私自身、デジタルのコミュニケーションの面白さにハマって、そういえば一時期1日200ツイートぐらいしていましたね…笑

みつ 200すご!笑 やっぱり人と繋がれるツールとしてはすごく良いですよね。でも、あるとき、インターネットに流れている情報って、実はどこかの個人や組織に管理されているんだと思ったんです。情報がどこかに集約されて、検索結果やレコメンドなど、恣意的に取捨選択されていたりする。そんなインターネットが好きになれず、他の方法で人の繋がりをつくる企業を探していました。そこで、「おもちゃを通じて親子を繋ぐ」っていうコンセプトの会社に出会ったんです。

髙坂 なるほど。前職はスポーツ玩具メーカーで…でも今は「アートとブロックチェーン」な会社で...大転換ですね!笑 スタートバーンに入社をしよう!と思った理由は何でしたか?

みつ 今のインターネットって、通信速度が速い方がいいとか、動画は解像度が高い方がいいとか、情報量が多い方がいいとか、おそらく多くの人が当たり前に信じている価値観がありますよね。でも僕は「本当にそうなの?」という視点を忘れたくないんです。ブロックチェーンもアートも、単なる生産性や効率性だけではなく、「本当に重要なもの」に気づかせてくれる存在だと思っています。両者を扱うスタートバーンは、これまで当たり前に考えられていた価値観を改めて見直すということを大切にしている気がしました。

そして当時、英語が話せて、プログラミングの知見があり、ビジネスについても知っている人を求めていると聞き、「もしかしたら…ギリギリ自分にもできるかも」と思いました。


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水野 前職での経験が、今の仕事に活きているなと思う点はありますか?

みつ 大きく2点ありますね。1つ目は、ビジネスにおいて、相手の立場を理解しようと努めるようになったという点です。

前職のスポーツ玩具メーカーでは、実際に販売する商品を作っていたのは中国の工場でした。商品に何か問題があれば、その度に中国まで足を運んで、英語も日本語も片言の中国人スタッフとコミュニケーションを取るんです。「問題は何か」「どうやったら改善できるか」必死で意思疎通しながら試行錯誤していました。作り手と売り手を始め、生産から消費の過程には、様々な立場があるというのを痛感したんです。この経験は、スタートバーンでの仕事にも活きているように感じます。

水野 スタートバーンは、アートとブロックチェーンという両極端にある2分野を扱っているから、本当に多くの立場が複雑に存在していると感じますね。社内にはエンジニアからアート部門まで様々な背景を持つ人が一緒に仕事をしていますし、社外にも色々な分野の顧客やパートナーがいますよね。確かに「相手の立場に寄り添う」という経験や能力は、特にスタートバーンでも非常に重要な気がします!

みつ 2点目は、当時、共通言語の重要性についても痛感したことですね。例えば、自転車を生産する過程で、誰かが「車輪」と呼んでいる部品を、別の人が「ウィール」と呼んでしまっていると、同じことを言っていても噛み合わないことがあるんですよね。

髙坂 確かに、複雑なプロジェクトでは、特に用語の定義や統一は重要ですよね。



【 髙坂さん スタートバーンとの出会い 】
「つくる人」「表現する人」が
リスペクトされる仕組みを作りたい。


髙坂 スタートバーンの前は、代理店系のウェブ制作会社にいました。制作会社といいつつ、デジタルにまつわる全体戦略提案から、クリエイティブ制作、検証など、とにかく「デジタルにまつわることなら最初から最後まで全部エグゼキューションする!」ような会社で—— 。プロデューサー、プランナー、エンジニア、アートディレクター、デザイナー、文字校正さんなど、たくさんの「つくる人」に囲まれて仕事をしていました。

毎日彼らと一緒に働いて、議論を重ねて、時には言い合って—— 。最後の最後までこだわってものづくりをしている姿を毎日見ていました。ものづくりとデジタルが好きで入社したので、大変でしたが幸せな環境でしたね。「つくる人」のひたむきな眼差しは、本当に尊かった。そして「この人たち、まじですごい!リスペクトしかない!」と思ってました。笑 語彙力がないんですけど。笑

水野 「つくる人」は本当に格好いいです!憧れます!


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髙坂 一方で、彼らへのリスペクトや価値を守ってくれる環境はまだまだ足りないように感じていました。どうしても、何をつくるかの意思決定権を持つ人が偉くて、実際にそれをつくる人は下流というか—— 。進行上もリスペクトされづらい。そういう構造は改善されるべきだなと思っていました。

そんな広告制作における環境を目の当たりにしているうちに、デジタルのクリエイターだけでなく、例えばアート界隈、役者界隈など、「表現」「ものづくり」に携わる多くの人が同様の思いをしているかもしれないと思うようになりました。なかなか知名度を上げられずに鳴かず飛ばずな人や、不当に苦しい思いをしているかもしれないと考えていて—— 。

水野 クリエイターの仕事が「狭き門」であると言われがちなのは、仕組みそのものにも問題があるとも言えますもんね。

髙坂 だから、その根底にある仕組みや環境から変えようとしている企業があれば転職したいなと漠然と思っていました。また、アートは昔から好きだったので、何かアートに携わる仕事をいつかはしてみたいという思いもありました。

そこで偶然、スタートバーンのWantedlyページがシェアされているのを見かけたんです。「アートのインフラを変えたい人募集中」みたいなタイトルで、「えー!私のことじゃん!」と興奮しました!笑 会社の事業内容も、PMとしての仕事内容も、私の今までの業務経験が活かせそうで「やれるかも!」って思って応募しましたね。

そのときに、みつさんのインタビュー記事も読みました。笑

みつ もうその話は、恥ずかしいのでやめてください!笑

髙坂 ベンチャー企業って、イケイケな感じの人が多いイメージで、「大丈夫かな私…」と正直思っていたんですが。笑

でも、みつさんの記事を読んだときに、みなさんひたむきで優しそうで—— 。そして、スタートバーンでやりたいことが明確にあって入社している人が多いなと感じました。あとはなんというか、私でも受け入れてくれそうな懐の深さがありそうだな、と言いますか。笑 実際に入ってもみんな人が良くて—— 。期待通りというか、入ってよかったなあと思っています!笑



【 そなこさん スタートバーンとの出会い 】
多くの人が会社員になるのと同じように、
当たり前にアーティストになれる世界をつくりたい。


そなこ 私は社会人になって数年経った頃くらいから「死」を意識し始めたんです。

一同 え!!「死」ですか??笑

そなこ あ、深刻な話ではないですよ!笑

私は、小さい時からずっとダンスをやっていたんです。でも、現役のダンサーとして活躍できる期間って短くて—— 。つまりダンサーとしての「死」ってすごく早いんですよね。それまでの限られた時間を意識したとき、「仕事をやめよう!」とまではいかなくても、「もう少しその時間を大切にしたい!」って思って—— 。

それまでは自分の時間の中で仕事が占める割合が多い環境だったのですが、自分の好きな踊りや趣味もやりきることができて、さらにビジネスパーソンとしても成長できる環境で働きたいなと思っていました。

髙坂 そなこさんの朝鮮舞踊!以前社内のメンバーみんなで観に行きましたが、本当に素晴らしかったです!格好よかった…!

そなこ ありがとうございます!笑

過去に大会で金賞を獲ったりもしたのですが、やはりジャンルとしてはマイナーなので、なかなかそれだけでは食べていけないんですよね。家族の反対もあり—— 。中3のとき、踊りで生きていくことを諦めて、進学することを決めました。

そういう経験があったので、「アートで食べていける世界を作りたい」「やりたいことを諦めなくて済む世界を作りたい」という思いが根底にあったんです。


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水野 そうだったんですね...!

そなこ 我々のCEOの泰平さんも言ってますが、ダンサーでもアーティストでも、その業界のトップ層になれるのが一握りの限られた人になるのは仕方ないことだと思います。でも、そもそも成功までの道が存在しない、あるいは整っていない状態は、良くないと思うんです。そして、その道はなるべく広い方がいい。日本で多くの人が会社員になるのと同じように、志望すれば当たり前にアーティストになれるような世界が訪れるといいなと思っています。

髙坂 たしかに…!それは最高な世界…!

そなこ 私の最終的な理想としては「朝鮮舞踊で生活ができる世界を作りたい」という思いが根幹にあります。ただ、それはあまりに長い道のりだし、そんなことをしてる企業は流石にないので—— 。笑 踊りと少し関連する「アートの世界を変えていけるなら!」と思って選びました。

ブロックチェーンのプロダクトを扱った経験がなかったので私には無理かなと思っていたのですが、いざ募集要項など読んでみたら、意外と過去の経験に合致していて—— 。「私でもいけるんじゃね!?」と思って応募しました。笑

髙坂 成功までの道を整えたいという話、分かる気がします。私、高校時代は美術部に所属していて、絵を描くことがすごく好きでした。美術系の大学に進みたいとも考えていたのですが、そのあとの将来が想像できなくて思い止まったんです。美術系の大学に入れる自信なんてないし、そのあと美術関係の仕事に就ける自信もなくて。だから周りにも本気では言えなかった。

一般の大学にいくか、美術のコースに進むか、ギリギリまで迷って結局一般の大学を選びました。別に今までの人生を後悔はしてないけど、でも未だに「美術の道を選んでいたらどうなっていたんだろう…?」って思うことがありますね。

水野 うわあ!実は私も似たような経験ありました!高校時代に空間デザインに興味があって、大学は武蔵美や多摩美へ進むことも考えていました。でも「やっぱり潰しが効くところにしよう...」と諦めて、一般の大学を選びました。スタートバーンはそういう経験を持つ人が多いのかもしれませんね。だからこそ、アート業界の課題に対して、それぞれが「自分ごと」として取り組めているのかなと思います。


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次回は、スタートバーンの職場環境や福利厚生、実際に働いている人たちのキャラクターや雰囲気についてお話いただきます!

お楽しみに!


【 新しいメンバー募集中! 】

現在スタートバーンでは、デザイナーやエンジニア、BizDevなど、様々な職種を募集しております!興味のある方は、以下のリンクから詳細をご確認の上ご連絡ください!


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https://www.linkedin.com/company/startbahn-inc/



松本 光広
開発部 プロジェクトマネージャー

1989年生まれ。幼少期をアメリカで過ごす。早稲田大学基幹理工学研究科情報理工学専攻修了。院ではソフトウェア無線やDTNについて研究。卒業後は教育系ベンチャーにてウェブマーケ、営業、人事等を担当。2018年よりスタートバーンにプロジェクトマネージャーとして入社。趣味は映画、言語の勉強とトレイルラン。また大学時代の活動が高じ、神奈川県出身ながら、鳥取県江府町のふるさと大使を務める。


高 仙雅
開発部 プロジェクトマネージャー

東京外国語大学スペイン語学科修了。バルセロナのPompeu Fabra大学留学中、西洋近現代美術史を学ぶ。朝鮮半島にルーツを持ち日本語・英語・韓国語・スペイン語の4か国語を話す。PwCコンサルティング合同会社において数十億円規模のソフトウェア開発など様々なプロジェクトのマネジメントに従事し、その後パーソルグループでは新規事業開発に携わり自社プロダクトの開発を牽引。スタートバーンではブロックチェーン開発プロジェクトをマネジメント。趣味は10歳から始めた朝鮮舞踊。


髙坂 あゆ美
開発部 プロジェクトマネージャー

1990年生まれ、青森県出身。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系デジタルメディア論ゼミ卒業。博報堂アイ・スタジオに入社し、大規模サイト構築や、WEBアプリケーションの制作ディレクター、プロデューサーを経て、CRMマーケティングのプロジェクトマネージャーとしてデジタルマーケティング戦略策定・遂行を実施。主な受賞歴として、総務省オープンデータ・アプリコンテスト最優秀賞等。「作る」「表現する」に関わる人や、そのもの自体の価値やそれを取り巻く仕組みに関わる仕事がしたいという想いからスタートバーンへ入社。趣味はロシアアニメーション鑑賞、ドラム、ボクササイズ。

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